「箱の中を覗かないでください」
と書かれた穴の開いた箱が置いてあったら、人は覗くのか?
という実験をやっていたTV番組が前にありましたが、
「~しないでください」と言われれば、逆にやりたくなる…ってなりますよね。
これは身体にも当てはまります。
どうサポートするといいのか?
例えば、シングルスクワットやスプリットスクワット、ランジなどの片脚系の下肢のトレーニングの際、
”膝が内側に入る動き”いわゆる「ニーイン」になりやすい方に対する対応として、
膝にチューブをまいて
①内側に入らないようにチューブを外に向けて引っ張るようにサポートする
②あえて内側に入らせるようにチューブを内側から引っ張るようなサポートをする
このどちらがその方のフォーム修正に関して良いサポートになるか?というのがあります。
逆に促す
動いて欲しくない方にあえて促すようにストレスを加えていくと、それに対して逆に反発するように
体が反応していきます。
そうする事で、正しい動きのパターンに導いていくやり方の方が効果的だと言われています。
このようなトレーニングは
「反射的神経筋トレーニング(RNT)」と言われています。
「ダメと言われたら、反発したくなる」
そんな身体の反射をうまく使ってトレーニングをしていく事が
機能不全のパターンの書き換えには効果的です!