こんにちは！トレーナーの岡田です。
最近ロードバイクを走らせる機会が増えてきました。
ロードバイクの機動力は自動車に匹敵するなぁと感じます。
ガソリン代もなかなか下がらないし、自転車orランニングまたはウォーキングでの通勤も真剣に考えてます。
無尽蔵なエネルギーを持つ我々のカラダを沢山かつ上手に使うことに意識を持っていくことは色んな意味で健全ですので、
皆さん、歩きましょう！（走りましょう！）自転車を漕ぎましょう！運動しましょう！
自分のカラダでできることをもっと積極的に使いましょう！
ということで今回のテーマは…
「正しく動く大切さ」について。
動きを鍛える意味
『膝が痛いから腿前を鍛えましょう！』
『腰痛予防に腹筋を鍛えましょう！』
『お尻を鍛えて美尻になりましょう！』
よく謳われるフレーズですが、
「腿前」「腹筋」「お尻」という部位、単一の筋肉への意識。
しかし、我々の脳は単一の筋肉を意識することが苦手です。
なぜなら、筋は単一で動くことはないからです。
膝が痛い方は下肢の使い方（股関節を中心とした動かし方や重心の捉え方）を鍛えることによって、結果として腿前やお尻、ハムストリングスなどが鍛えられる方が効果的ですし、
※膝痛などの痛みに関しては原因が何かによるので、上記が全てではないが…
腰痛も同様に、骨盤の動きや股関節の動き、使い方をまずは訓練し、体幹のポジションをよくしていくことで、結果として腹部や臀部、背部や胸郭あたりの筋肉が効果的に鍛えられます。
美尻に関しては、結果としてお尻が美尻（そもそも美尻が何なのかわかりませんが…）になったとしても、動きの中で鍛えれたお尻でなければ動きの中では使い物になりません。
動きを鍛えた方がいい理由は、
『脳がそもそも動きの方（連動した使い方）を意識しやすいから』です。
正しく動かすことでキレイに鍛えられる
多くの方がトレーニングを実施する際に、
『見た目の美しさ（スタイル）』
を良くしたいと思っているのではないでしょうか？
その結果、
『ボディメイク』系のトレーニングを実施する方が多いのかと思います。
一般人にとって筋トレは大事です。大事ですが、
マシンに座ったり、レールに沿ったバーベルを上げ下げするような筋トレでは筋肉しか鍛えられません。
ミケランジェロの彫刻のような美しさを求めるのならいいのでしょうが、
人間は動くために設計された生き物です。
どんなに造形が美しく（所謂”魅せ筋”）ても動きが伴っていなければ、
『本当の美しさ』とは程遠いと僕は思っています。
『動きがキレイ』『動きに無駄がない』『所作が美しい』
これこそが『本当の美しさ』だと感じます。
正しい動きを覚え、動きの中で筋肉を鍛えていけば、おのずと
筋肉もキレイにつきます。
ボディビルの大会やボディメイクの大会に出たい人は『魅せ筋トレ』でも構わないでしょうが、
普通に生活をする一般的な人々にとっては、あまり必要ではないと思います。
特に中高年にとっては。
年齢を意識したトレーニングを
僕自身ももう48歳になりました。
50歳を目前にしてあらゆる機能の低下を感じています。
この老化現象は実際にその年齢になってみないとわからないもんだなぁと痛感しています。
老化現象によって引き起こされる問題は様々あります。
「こんなところが衰えていたの！？」
という問題が沢山でてきます。
一般的に言われている「筋力低下」（筋量減少）というわかりやすいものばかりではないため、単純に「筋肉量を増やすトレーニング」をすればいいというわけではありません。
例を挙げるとしたら、
呼吸筋でもある横隔膜の筋肉のゆるみによる内科的疾患。や、
下肢の使い方による下腿部の痙攣。などなど…
若い頃には起こらなかった問題がどんどん出てきます。
こういった問題を未然に防ぐために【運動】が推奨されますが、（個人的には有酸素運動が一番かと）
運動（トレーニング）をすると発生する【疲労】というダメージ。
この【運動】と【疲労】のバランスを考えながら強度や種目、コンディションづくりなどをトレーニングとして取り組んでいかなければいきません。
40歳以上の皆様は是非『年齢を意識したトレーニング』を。
【編集後記】
最近よく思うことは、やっぱりトレーニングには
『機能性』を重視することが大事だということです。
キーワードは『コントロールすること』
カラダのコントロールはもちろん、食事、睡眠、仕事などなど
コントロールすることが大切だなぁーと。
そんな僕が一番苦手なコントロールは・・・・・・
お酒かなぁ笑
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