こんにちは!トレーナーの岡田です。
GWは如何でしたか?
僕はと言いますと、2日間だけお休み頂き、キャンプに行きました!
その様子はこちら↓ ※動画にしてみました。ご興味のある方は是非。笑
https://www.youtube.com/watch?v=4uzRDl9UgQ8
あなたは今まで何をしてきましたか?
GWの楽しかった思い出は動画にして残しておきましたが、
自分が今までどんなスポーツをして、どんな仕事をして、どんなトレーニングをしてきたのか?
このような【自分が経験してきたカラダの記憶】が実は大切だった。という話。
何が大切かと言えば、
「動けるカラダ」なのかどうかについてです。
例えば、
小さい頃からサッカーを20年間くらい経験し、インストラクター、トレーナーとして約20年くらい仕事をしてきた僕と、
小さい頃からピアノを20年くらい経験し、事務職として経理などを担当して20年くらいになる方がいたとして、
高さ1.5m、長さ5m、幅10㎝くらいの平均台をやってみてどちらが落っこちずに渡り切れる可能性が高いと思いますか?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
多分僕です。笑
※別に凄いわけでもなんでもありませんが。
この例はちょっと極端にしてみたので、何となくわかると思いますが、
動きを決定する大きな要因の一つに
『カラダの記憶』
というのがあります。
自分が今まで何をしてきたか?
ジッと座っている時間が長かったのか?それとも
走り回り、こけそうになりながらも競いあうサッカーのようなスポーツに勤しんでいたのか?
ようは、「バランスを気にする必要が全くない環境」で過ごす時間が長かったのか、
「バランスを取りながらこけないように必死に頑張る環境」が長かったのかによって、
”バランスの悪い状況”に対する心構えが違う
と言えます。
経験によって築かれてきた自分自身
上記の場面に出くわした時の僕の心情を言うとすれば、
『全然いけるっしょ!こんなの余裕だし、なんか楽しそう♪』(多分笑)
って感じでしょうが、かたやもう一人の方の心情は
『いやー無理無理無理!絶対に落ちる~。できっこない!』
ってな感じかもしれません。
こんな感じで、今までに沢山カラダを動かし、トレーニングもやってきた人と、
殆どカラダを動かさず、トレーニングもやってこなかった方とでは、
目の前にあるタスクに対するイメージも景色も異なります。
※決して20年経理の仕事をしている人がダメだと言っているのではありません。
様々なスポーツやトレーニングなどカラダを酷使してきた人などは、ある意味
「自分の出来る範囲」を知っています。
自分の体力レベルや筋力レベルなどの能力のイメージがあるため、与えられた条件に対して
「これくらいならいけそう」とか「これはなかなか厳しいかも」というのがイメージがつきます。
それに比べ、普段殆どカラダを動かさなくなると、自分の能力を過小評価し過ぎてしまう傾向にあります。
ですので、現状の自分の能力で出来るレベルの状況であっても
「ちょっと無理かも…」と能力に抑制をかけてしまいます。
本当は出来る能力があるのに「できないもの」としてはじめから諦めてしまう。
今までの経験によって築かれてきた「体力もない弱い自分」というイメージ前提で動くことになります。
ちなみに、冒頭の平均台が高さ3mくらいにあったら僕は
「ちょっと無理かもー!」
ってなります。笑 高所恐怖症だから。
こういった環境の変化も「動き」に関与してきます。(ちょっと極端な例ですが)
あなたにトレーニングを勧める理由
という訳で、我々人間は身体能力の75%以上は使えないようにできています。
そこから更に、これまでのトレーニング経験の有無などによって
「心のブレーキ」のタイミングが変わってきます。
本当ならもっと疲労に対して強いのに、本当ならもっと痛みに対して強いのに、
ブレーキが早いと「もう疲れた」「痛い」というのが出てしまう。
そしてこの「疲労」や「痛み」によって更にトレーニングを遠ざけてしまう。
といった悪循環が生まれます。
僕がトレーニングをしていない人にトレーニングをして欲しい理由がここにあります。
別に難しく考える必要はなく、ウォーキングやジョギングでも構いません。
まずはカラダを動かして、
「心のブレーキ」のタイミングを遅めるようにしていくことが大切です。
※心のブレーキを遅らせるトレーニングとして有効なのは高負荷の筋トレですが。
そして、いろんな経験を積み重ね抑制を外して、「動けるカラダ」に少しでも近づくことがトレーニングをする最大の目的です。
【編集後記】
石川県にも県独自の緊急事態宣言が出されました。
営業時短要請の中にスポーツ施設が入っておりましたが、
僕のお店はパーソナル(1対1専用)なので、該当しないと判断します。
どちらにせよ、20時以降の営業をしないというお願いですが、
そんなに遅くまで働いていない。笑
というのが現状です。
(予約状況的には越える日もありますが、1日の出入り人数が多くて5名くらいなのであまり影響はないと判断しました)
早く終息することを願います。
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