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#521 トレーニング効果を出す公式

こんにちは!トレーナーの岡田です。

昨年の今頃は”自粛準備中”って感じでした。1年ってのは早いですね。
で、暖かくなってきたので、もっと有酸素運動もしないとと思ってます!

そんな運動というかトレーニングですが、やるからには「効果」を出したいですよね?

「頑張った報いを受けたい」みたいな。笑

でも、僕自身もこのブログで何回も言っているように、

『効果を求めない方が良い』とか
『効果を謳わない』とか言ってまして、どちらかというと、

『軽々しく”効果的”なんていうのはやめよう!』派です。(そんな派閥はありませんが笑)

多くの方が思っているほど、トレーニングの効果というのは

”出にくい”ものですし、”個人差”がありますので、効果を出すのは簡単ではありません。

ただ、『トレーニングで効果を出す公式』というのを僕は知っています。(勝手に作りました笑)

トレーニングで効果を出す公式

ただはじめに言っておきますが、トレーニングでも出せない効果もあります。

例えば、「骨折を治す」とか「ケガを治す」といった治療の範囲は無理です。

「腰痛」とか「膝痛」「肩痛」なんかは微妙な部分ではありますが、基本「治療」は無理です。
ドクターや理学療法士や柔整師などから「トレーニングした方がいいよ」って言われた症状でしたら可能です。(その診断が間違ってなければ)

それを踏まえた上で【トレーニングで効果を出す公式】は何か?といいますと、

・トレーニング効果 = 必要な刺激(ストレス) × 時間(部位、全体)

だと僕は思っています。

簡単に言葉にすれば、

『適切な神経系へのストレスにどれだけの時間が費やせたか?』ということになります。

これは目的によって【適切な神経系へのストレス】の難易度のレベルが大切か、【どれだけの時間】が大切かが変わります。

【時間】の要素の比重が高いものほど、比較的「目的達成」が容易になってきます。

例を出します。

例①:目的「ボディメイク」トレーニング効果を出すのに必要な係数【50】の場合

効果【50】=必要な刺激(負荷がメイン)【4~5】×時間(トレーニング頻度)【10~12.5】

という感じで、どちらかというと【時間】をコントロールさえできればある程度「効果」を出しやすいという感じです。かたや、

例②:目的「猫背改善に伴う腰痛改善」トレーニング効果を出すのに必要な係数【50】の場合

効果【50】=必要な刺激(コレクティブ)【10~12.5】×時間(反復回数、頻度)【4~5】

みたいな感じで、目的に対して有効だと思われる刺激【必要な刺激】がどちらかというとまずは大切という感じです。

ちなみに極論的にどちらかが【1】でどちらかが【50】でも掛け算では【50】になるので、
それでもいいのか?となりますが、【1】がどのレベルか?というのによって変わります。

例えば、ボディメイクでの必要な刺激の【1】が「腕立て伏せのみをやる」というレベルで、

時間の【50】が「ほぼ毎日限界回数までを1年間やる」というレベルだとすれば、
コンテストに出れるくらいのカラダにはならないにしても、

『それなりに鍛えられたカラダ(特に上半身)』にはなっていると思われます。

ただし、係数のレベルというのが問題になりますので、一概に上記のような極論をトレーナーがご案内することはなく、その方の現状の体力レベルに合わせてそれぞれのレベルを調整しますので、

例えば、「猫背改善に伴う腰痛改善」に必要な「刺激」【10~12.5】がその方にとってまだ難しい(コントロールできない)場合は【4~5】のレベルの刺激からスタートし、且つ

時間に関しても、生活環境や性格的に【4~5】のレベルが確保できない場合は、はじめは【1~2】のレベルで実施せざるを得ない場合もあります。

ですので、しっかりとやったとしても結果【4~10】という効果しか得られないため、

効果【50】の達成というのは簡単には得られないことになります。

言い訳のように聞こえるかもしれませんが、これが現状であり、現場での課題であると僕は思っています。

教本に書いてあるような効果を謳うトレーニングや研究データから効果的と判断されたトレーニングをそのままやろうと思っても、現実うまくいかないという問題が多々あるということです。

【50】には届かなくても、何もしない常に【0】よりも1か月後の【4】や【10】という刺激の積み重ねが、ベースを変えることに繋がり、
【4~5】しかコントロールできなかったトレーニング刺激が徐々に【6】になり【7】になっていくし、トレーニングを継続することで、

環境的にも性格的にも【時間】のレベルが【3~4】くらいこなせるようになる可能性もあります。

という感じで、長々と書いてきましたが、この『トレーニング効果を出す公式』の各係数のレベルをコントロールするのは、
トレーナー側が全てではなく、むしろ”やる本人”がレベルを調整できるという要素が多く含まれているため、

『軽々しく効果が出る!なんてのは言えない』

と僕は思っています。

トレーナー側が強制的にレベル調整をして、効果が出たとしても、それは

『一時的な効果』『瞬間的な効果』であり、
『根本的な改善』『継続的な効果』にはなりにくいと感じます。

強制力が悪いとは言いませんが、主体性を持ってトレーニングに取り組む方が

断然「トレーニングは楽しくなります」。。。よ!

【編集後記】

最近、経済の本を読んでいますが、

この世の中、間違って伝えられていることって多いようですね。
(わざと違う情報を伝えてるとも取れますが…)

何が正しい情報なのか?自分で一度考えてから。

というのが大切になりますね。

という訳で、僕の言っていることも鵜呑みにせず、
まずは疑ってかかってください。笑

まずは自分で考えてみる。これ大事。

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