ライフスタイルや普段の姿勢、運動や動きが招くもの
カラダの様々な問題として上げられる、
「肩、腰部、膝」の不調。
これは決して珍しいことではなく、多くの方が抱えている問題ではないかと思います。
私たち現代のライフスタイルやバランスの悪い運動や動作、不良姿勢など様々なことが、
肩関節、股関節の可動性などの動きを悪くしている。
というのが原因の一つとして考えられます。
ここで述べたように、
原因として考えられるのが、「肩関節」「股関節」
共通点は「球関節」
この球関節は、ソケットにボールがはまっている状態ですので、
可動性が高く、沢山の動作を可能にしてくれますが、
逆に言えば、よく動かす為、うまく使えていないと
ストレスを受け痛みやすく、動かしにくくもなります。
そして一旦動きにくくなると、すぐさまそれを補うように、他の関節が『補助』を行います。
いわゆる『代償運動』です。
このような状態が長く続くと、間違った動きが癖になり
まともに運動がしにくくなります。
ローテッドムーブメントの効果
そうなってしまった時に、「動きのトレーニング」は有効だと考えます。
動きの中に負荷を加えた動作などの、『ローテッドムーブメント』は効果的にカラダに作用します。
これはカラダを動かす際に、いかにして自分自身のカラダを動かすか、
そしてそこにかかる負荷をただ持ち上げるのではなく、
どのようにして持ち上げ、コントロールするのか。
と言ったところを意識して動かしていくトレーニングです。
※ローテッドムーブメントの代表的なトレーニングであるViPRを使用したトレーニング
そうすることで、カラダは動くために必要な筋力ではなく、
『身体統合性』を理解することに繋がり、関節の可動性が重要だという事に気付きます。
「ファンクショナルトレーニング」とはこのような、
カラダの動かし方を意識する事で、それに必要な可動性があるのかどうか、
そして筋力を培うのもしかり、動かす為に必要な力の出し方を覚えることができます。
ただ汗を流し、カロリーを消費し、脂肪を燃焼するだけではなく、
『カラダを良くする』ことに効果を感じる。
そんなトレーニングが、
『ファンクショナルトレーニング』だと思っています。