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姿勢改善のためのトレーニング① 上半身編

あなたの日常生活を思い浮かべて下さい。

それぞれの生活環境があって、生活スタイルがあると思いますが、
日常の中では、殆どの方があまり動かしていない筋肉があります。

しかし、その筋肉は頑張っています!

そして『疲れています』……

皆さんの中にも、又は周りの方にも多いのではないでしょうか?

『ストレートネック』などの首の問題を抱えている方が。

生活の中心は前と下

その頑張っている筋肉とは、
首の後ろや肩の後ろ。上背部の筋肉です。

本を読む、ご飯を食べる、デスクワーク……そしてスマホ……

このように、普段の生活では当たり前ですが、
目が前にあり、手は前で使うことが多いため、
体の前側での作業が殆どです。

となると、頭は下を向き、肩は前に出てきます。

特に肩回りの筋力が弱い方は、自分の腕の重さだけでも辛くなるのに、
何か荷物を持っていれば、

肩甲骨を安定させるために、首周辺や肩の前側などの
筋肉を過剰に使用してしまいます。

重心のラインから外れた姿勢をとった場合、
「重心に戻そうとする力」や「耐えようという力」が自然に働きます。

頭、肩が正しい重心ラインより前に出た場合、
今よりも前に行き過ぎてしまわないように
(高い位置の)後ろ側の筋肉が、必死に支えている状態が続きます。

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この状態が『普段動かさないのに、筋肉は疲れている』状態です。

チェックしてみよう!

まずはご自分の姿勢をチェックしてみましょう。

正面から見た姿勢では、手の向きを見ます。
「手の甲が正面に見える」という方。
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横から見た姿勢では、背中のラインもそうですが、頭の位置を見ます。
「頭が前に出ている」という方。
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エクササイズをしましょう!

日常生活の中で、肩の高さより上に何か荷物を持ち上げる事が多いとか、
背筋を伸ばすような動作を比較的多くする、という方は
このような状態になりにくいですが、

なかなかないですよね、こんな状態って普段の生活で……

あるとすれば、意識的に行う運動ぐらいかと思います。

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オーバーヘッドポジション

ですので、トレーニングで是非ともやって頂きたい動作があります。

それは、腕を肩の高さより上に持ち上げ、
耳のライン上、もしくはそれよりやや後ろにいくような動作です。

『オーバーヘッドポジション』です。

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今回はその『オーバーヘッドポジション』を取り入れた肩回りのエクササイズをご案内します!

肩回りおススメエクササイズその①

そのエクササイズとは『ボールY・W・A』という種目です。
ボールに膝付きでうつ伏せ状態になり、そこから『Y』の字をイメージして耳の横まで腕を持ち上げようとします。※腕の開く角度は約120度くらいで親指が上向き 
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その際注意してもらうのは
「顎を引いて首を真っすぐにする」「腰を反らさない」「鳩尾を突き出さない」で腕を上げます。
※ボールに「鳩尾」「下腹部」を押し付けるようにします。

そのまま肘を後ろに引き『W』
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そのまま肘を伸ばし、若干後ろに持ち上げ『A』の字をつくります。
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これをゆっくりと実施し、各文字3~5秒程度静止して動作を繰り返します。
※「Y」⇒「W」⇒「A」⇒「W」⇒「Y」で休憩。×3セットくらい実施。

肩の後ろ側、肩甲骨の下側辺りが「キツイ」と感じると良い動作です。

普段の生活ではなかなかいかない領域の動き。

『Y・W・A』やってみて下さい!※立ったままでもできます!