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スクワットフォームの改善アプローチ

フロントスクワットから

様々なクライアントの方にトレーニング指導させて頂く際に、
かなりの確率でやってもらう種目があります、

それが『フロントスクワット』です。

「スクワット」という種目は、トレーニング種目のビッグ3の一つでもあるように、
とても重要な種目であるため、リークスでもよく取り入れますが、※とは言っても、高重量を扱う事があまりないため、当店では両脚で行うスクワットよりも片脚(スプリット)で行うスクワットの方を重要視しています。

通常よくやる「スクワット」は

自重の場合、手を腰辺りに、

ダンベルなどの重りを使う場合は下に持った状態で、

バーベルを使う場合は、肩に担いで、

実施する場合が多いんではないかと思います。

それぞれのやり方が良い悪い訳では無いのですが、

「スクワット」導入の際は、まず
「フロントスクワット」が良いと思ってます。

まずは動きの修正から

なぜ「フロントスクワット」がいいのか?

これはどんな種目にも共通して言えることですが、
その種目のフォームや動きをまず先にしっかりと修正していく必要があるからです。

スクワットで言うと、肩の上に重り(バー)を担ぐスクワットをいきなりやることが多いかと思いますが、どうでしょうか?しっかりとできていますでしょうか?

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①背中や胸が硬い巻肩・猫背タイプで、骨盤が後傾(後ろに傾く)の方や、

②背中や腰が硬く、骨盤前傾(前に傾く)タイプ※反り腰の方にとっては、

肩の後ろに担ぐスクワット『バックスクワット』は難しい種目、フォームになります。

動きのパターンを改善する方法

そこで①タイプの方は、腕を前に伸ばし、そこに棒を乗せた状態でスクワットをしてもらいます。

棒が上腕部より前にいかないように、(腕が下がらないように)しながら
しゃがんでいくことで、背中の後湾を抑制し、骨盤も前傾に動きやすくなります。

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また②タイプの方のような、骨盤は前傾で背中も結構反りやすい動きの方は、

「バックスクワット」※バーベルを肩に担いだ状態で行うスクワット
を実施すると、上体が前傾しすぎてしまうケースが多く、
重心も踵に乗っています。このような方には、

フロントに重りを(バーベルかViPR)を担いでもらい、実施することで、
上体が少し起き、腹部が活性化し、安定感が出てきます。※前方へのカウンターバランスを利用します。

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「スクワット」という種目は、難しい種目だと思いますので、

毎回、その人にあった「スクワット」フォームを探ることを意識していますが、

その中でも『フロントスクワット』はフォーム取得のためには良い種目となります!

この『フロントスクワット』も是非お試しください!