健康的で動けるカラダをつくる上で大切な考え方があります。
それは「パフォーマンスピラミッド」という考え方です。
トレーニングの効果、日常生活動作やスポーツパフォーマンスの向上を求めるうえで大切なことは、
正しい運動動作の習得や基本理念を、まず始めに抑えておく必要があるということ。
でないと、怪我につながったり、うまく効果が出ないという事になりかねません。
それがこの『パフォーマンスピラミッド』です。
スポーツ/日常生活について
ピラミッドの最後、一番上の段は「スポーツ(日常生活)」です。
これは、何か競技をやられている方は、その競技。
趣味で、ダンスやランニング、ゴルフやフィットネスクラブでエアロビクスをやられている方は、その趣味の部分です。
また日常的によくやる作業、畑仕事や荷物の運搬などの生活活動などもこの頂点にあたります。
『実践型』になっていませんか?
ですので、普段されている競技や趣味の「技術や戦術」の「練習」であったり、
「試合」「仕事」。そしてその「時間や頻度」などがこれにあたります。
ここに、今までの「コンディショニング(コアの基礎)」や「パフォーマンス(フィットネス)」という要素が加わることで、
技術の習得の為に必要な体力を持続させたり、身体能力を活かすことが出来ます。
このピラミッドの頂点の「技術や戦術」の部分は、その競技や趣味で取り組んでることそのままになります。
いわゆる「練習」は
皆さん結構やっていますよね。
むしろ、技術的な練習のみの場合が殆どかと…
僕の場合もそうでした。
競技をやっている頃は、1に練習、2に練習…って感じでしたね。
もちろん、その競技に向いたカラダというのは、その競技の中でつくられる要素が多々ありますので、
「練習」は当たり前のように必要です。
が、
例えば、股関節や足首が硬い内野手が素早くしゃがんでボールをさばくことができるでしょうか?
猫背がひどい方が、ゴルフの飛距離を伸ばそうとしても伸びるでしょうか?
体幹を固定する力がない状態で、心肺機能だけを強化したランナーの記録が上がるでしょうか?
パフォーマンスの向上や記録の向上などを特に求めないとしても、
機能的に不安定な状態で続けていると、『怪我』につながります。
この『パフォーマンスピラミッド』を考えてみて、
ご自身に当てはめた時、
どの段が足りないのかわかれば、
それに費やす時間を増やすことで、
「パフォーマンスの向上」、「怪我の予防、回避」、「目的の達成」につながると思います!
下の2段はトレーナーの専門分野
この『パフォーマンスピラミッド』の下の段については、なかなか自分一人ではカバーできないことが多いかと思います。
身体についての知識や食に関する情報、姿勢の評価や体幹のトレーニングついて。そして、筋力をつけるには?パワーをつけるには?スピードをつけるには?柔軟性って何?などトレーニングに関する情報や、
どこでやる?とか器材はある?トレーニングギアは揃ってる?など環境の問題も出てきます。
そんな身体、トレーニングに関する情報や環境の問題を解決し、高いパフォーマンスを発揮するために必要な要素、
『コンディショニング(コアの基礎)』、『パフォーマンス(フィットネス)』の部分がトレーナーの専門分野になりますので、
気になる方は是非トレーナーまでご相談ください!