石川県金沢市初の「動けるカラダづくり専門」パーソナルトレーニングスペースリークスの岡田です!
15、16、17日の3日間、
「FMSセミナー」を受講してきました!
「FMS」とは
Functional Movement Screen(ファンクショナル・ムーブメント・スクリーン)という、
人間の基本的な動作能力を評価するシステムで、
個々の関節の動きを評価するというよりは、動作パターンの質を評価するというシステムです。
(ある動作に関して、一つの関節の動きだけが問題。という程、我々の身体はシンプルではないという考えから)
評価基準を持つ
数年前より、この「FMS」には興味があり、自分なりに書籍やセミナーなどで勉強をし、
実際にリークスでご案内のトレーニングの際にも、
「身体動作の評価」というのを取り入れていますが、
この「FMS」のフィロソフィーを学ぶことで、改めて様々なことが確認できましたし、
正しく、変わりのない評価基準を持つことはとても重要だと認識しました。
適切なエクササイズのために
FMSの考えの中に、
「病院ではまず診断したのちに、その診断結果に対する処置が行われるが、トレーニングはちゃんとした診断なしに、いきなりトレーニングを始めてしまう」
というのがあります。
これには僕自身も、そうだよな…と思っていました。
「腰痛があるから、腹筋と背筋を鍛えましょう」
「筋力低下によって膝痛が出ているので、下半身のトレーニングをやって下さい」
「スクワットはつま先より膝が前に出ないようにやって下さい」
「ももうらの筋肉が硬いから、ストレッチをしましょう」
などなど、
「なぜ腰痛になったのか?」
「膝痛の原因は本当に筋力低下なのか?」
「なぜつま先より膝が前に出てしまうのか?」
「そのももうらの筋肉の硬さには本当にストレッチが有効なのか?」
というところまでは介入せず(できず)に、トレーニングをご案内しています(いました…汗)
ですので、上記のような症状の方に対して、
身体の使い方に関与する、神経・筋のコントロール性を評価していき、
その評価に基づいた、適切なエクササイズをご案内する方が、
先々のトレーニングの効果をより感じてもらいやすく、怪我のリスクを下げながらトレーニングを積むことができます。
※すでに痛みがある(急性期、もしくは常に痛みがある)場合は、評価出来ない。
※ちなみにコレはダメなフォーム(汗)
トレーニングと医療
今後トレーニングの役割は、もっと医療寄りに、そして医療の現場にはもっとトレーニングが
当たり前のように行われてくると思います。
もうすでに、そのような状況の場所も多々ありますが、
医療資格を持たないトレーナーと呼ばれる役割の人が、医療の現場で活躍していくには、
実力も制度も周りの認識も、まだまだ足りないのが現状です。
今回この「FMSセミナー」を受けながら、
医療従事者とトレーナーが連携し、スポーツ選手や一般の方々に
FMSなどの身体評価や運動療法、ストレングストレーニングやヨガ、ピラティスといったものを駆使し、
より良いトレーニングを提供していけると良いなーと思った3日間でした。
という訳で、トレーニング指導をされる方はもっともっと基本的なところから(運動生理学や機能解剖学、トレーニング理論など)、知識、経験等を増やしていかないといけませんね。
(今回もトレーナーの参加者より、医療従事者の方のほうが多く参加されていましたしね)
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