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片脚トレーニングの利点

リークスではトレーニングをされている皆様によく実施して頂いているトレーニングの種類があります。

そのトレーニングは『心(本能)と身体をつなげるトレーニング』です。
※個人的な解釈ですー

片脚で行うトレーニング

トレーニングの後半で実施することが多いのですが、
そのトレーニング種目とは

『片脚系のトレーニング』です。

ランジやスプリットスクワットやシングルレッグでのデッドリフトなどの
下半身のトレーニング種目として多く取り入れています。

片脚トレーニングのメリットとして

1、支持基底面が狭くなるため固定する際に必要な筋肉群の機能が向上する。

2、片方ずつの下肢の筋力を強化できる。

3、下肢の3関節(足首、膝、股関節)+足部の安定を効率よく向上させられる。

4、必然的に高重量が扱えないため、ウェイトが少なくても実施できる。

5、動きの3面(前額面、矢状面、水平面)でのトレーニングになる。

などなど、機能性重視で考えるとメリットが多くあります。

膝痛の方にも片脚+バランストレーニング

バランスへのチャレンジ要素が強いトレーニングのため、

「こけると危ない高齢の方」や
「現在膝が痛いという方」
「足首の捻挫癖がある方」
「股関節の不安定感がある方」

などには不向きなトレーニングになるのでは?と思う方もおられるかもしれませんが、
逆に、上記のような方が積極的に実施できると良いトレーニングになります!
※もちろん安全面は考慮して

現にクライアントの方で、正座の姿勢が痛いとおっしゃる方も
比較的早い段階で、

”バランスマットの上でのスプリットスクワット”などを実施して頂いております。

身体をあえて不安定な条件下に置くことで、
各筋肉の「固有受容器(センサーみたいなもの)」が敏感に反応し、
適切なバランスに導こうとします。

そこに意識的に正しい重心をとろうとする身体の使い方を自身でもコントロールしようとすることで、

「正しい重心バランス上でのコントロール性の向上」
に繋がってきます。

一見、難しく危険なトレーニングに思われがちなトレーニングでも
目的意識をもって正しく行えば、強力な効果を身体に与えてくれます!