石川県金沢市初の「ファンクショナルトレーニング専門店」パーソナルトレーニングスペースリークスの岡田です!
「腹筋が弱い」「(腹部の)体幹が弱い」と感じている方、
腹筋(腹部)を鍛えるトレーニングばかりしていませんか?
もちろん弱いと感じるところを鍛えることは必要です。
が、体の機能性のことを考えれば
一つ(単体)の筋肉群を鍛えるだけではダメなのです。
共同して働く
人間の体は動く時、一つの筋肉だけが働くということはありません。
複数の筋肉が共同しあって、体の動きやその動きをバランスよくスムーズに動かすために働いています。
というこを考えると、上記に書きました「腹部」のトレーニングとセットでトレーニングできると良い箇所があります。
フォースカップル
「動き」というのを別の表現で言い換えると
「骨運動」とも言えます。
体の動きは「骨」が動くから生まれます。 ※筋肉は骨が動かなくても働きますが。
その骨を動かすには、骨から骨へとつなぐ筋肉が「短縮」「伸張」していく必要があります。
ここで「腹筋」で考えてみると、
【腹直筋】の付着部は
起始部:恥骨(恥骨稜)、恥骨結合
停止部:剣状突起、第5~7肋軟骨
となってます。
ちょっと専門的になってしまいますが、簡単に「恥骨」から「鳩尾付近」を繋ぐ筋肉です。
この「恥骨」から「鳩尾付近」の距離が短くなると、筋肉は収縮します。
ここで骨盤の動きに焦点を当てると、
「恥骨」が引っ張られるように骨盤が動きますので、骨盤の動き的には
「骨盤後傾」という動きになります。(後ろに倒れる動き)
※骨盤が後ろに倒れた姿勢
この「骨盤後傾」という動きが腹筋を収縮させるために必要な動きの一つであるとすれば、
他にも「骨盤後傾」に導く動きに関与する筋肉をトレーニングしていくことが必要になります。
このように必要な「骨」の動きに関与する筋肉群のことを
『フォース(力)カップル(対になる)』と言います。
ファンクショナルトレーニングと機能解剖学
このような体のなかで起こっているいくつかルールを勉強していくのが、
4月2日(日)14:00~16:30に実施します
「基礎機能解剖学⑤ ファンクショナルトレーニングと機能解剖学」になります。
まずはそういった事を知っておくことが大切になりますので、このような体の基本的なルールを
あまり聞いた事がないという方は是非一緒に勉強しましょう!
そして、実際の現場で(指導現場や自身のトレーニング)活用していくことで、
自分なりに咀嚼していき、ものにしていけるといいのではと思っています。
ちなみに、先程の腹筋群のトレーニングと対になる筋肉群のトレーニングは臀部、ももうらのトレーニングになります。
腹部のトレーニングと一緒にやってみて下さい。(やり方が重要ではありますが)
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