こんにちは!パーソナルトレーナーの岡田です!
本日は「読書感想文シリーズ」です。
少し遅くなりましたが、5月の本はこちら
『スタンフォードのストレスを力に変える教科書』です。
ストレスは悪くない
ストレスと言えば「ハンス・セリエ」というのが僕のイメージです。
運動の勉強をする時に必ず耳にする「ストレス学説」という考え。
カラダのストレスに対する適応反応を研究した説ですが、僕の今までの認識では、
「様々な外的ストレスによってカラダはそれに適応していくが、そのストレスが強い、または長期間続くとその適応が弱くなっていく」
という認識でした。つまり、
「適度なストレスはいいけど、強いストレスや長期間のストレスはカラダによくない」と。
しかし、今回のこの本を読んで理解したことは
「ストレスは悪くない」
ということです。
もちろん、「ストレスを与えてそれに適応すること=成長、強くなる」という認識はありましたが、
「ノンストレス」「ストレスフリー」「ストレスを避ける」といったような
「ストレスは良くないもの」というイメージは常にありました。
思い込みを変える
我々の生活の中で、ストレスを避けることは不可能です。
ですので、このストレスに対する考え方、思い込みを変えることが大切であるとこの本では言っています。
「今あるこのストレスは意味がある。このストレスを糧に次のステップへと成長する」
「ストレスは辛いもので、極力大きなストレスを感じる出来事は避けたい。しかし、そう思うことで、様々なことへのチャレンジができず、逆に人生がつまらないものになってしまう」
みたいな。
結局、思い込み一つで、そのストレスをいい方向にも、悪い方向にも変えることができると。
心理学の勉強
パーソナルトレーニングを提供するようになってから、
より「個人差」というのを感じるようになってきました。
トレーニングはどちらかというと、知識的な、理論的な要因が多いイメージで、
「これくらいの負荷を加えれば、こうなる」
「こういう症状にはこういうストレッチがいい」
「これくらいの頻度で実施するといい」
など、科学的に解明されているカラダの反応をいかに再現することができるか?が重要です。
ここは間違いないこと(基本的なこと)になるのですが、
【どうもうまくいかない】
ことがしばしばあります。
それは個人個人の「捉え方の違い」ではないか?と。(個体差もあるが)
という日頃の経験から、
人が物事をどう捉え、どう理解する傾向にあって、それをコントロールすることができるのかどうか、
指導する側、される側の心理を考えていけるといいなぁーというところから、
「心理学的要素」がトレーニング指導にも必要だなーと常々感じています。
そのなこんなで今回のこの「ストレスを力に変える教科書」という本にたどり着きましたが、
これからももっと、もっと「心理学」の勉強はしていきたいと思っています。
という訳で、今回の感想としての一番は
「思い込みって大切♪」
ってこと。
僕も日々の様々なストレス、お義母さんのこと(一部の方には愚痴ってましたね笑)や、子供のこと、仕事のこと…etc
「成長できるチャンスいっぱいだー!」ってな感じで思い込んで頑張ります!
【編集後記】
梅雨に入ったんですかね…僕は南国?山口生まれなので、
雨が嫌いです。(って金沢歴の方が長いけど笑)
ただこれも「思い込み」ですね。
もっと詳しい説明を聞きたい!実際に動いてみたい!動けるカラダが気になる!という方、
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