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力が無い訳じゃない

石川県金沢市初の「動けるカラダづくり専門」パーソナルトレーニングスペースリークスの岡田です!

GWは如何お過ごしでしょうか?

GW後半は天気も崩れる予報ですので、今のうちに走りまわっておこう!と
昨日、子供達と走りまわっていた私です。

力(筋力)が無い訳じゃない

日々、パーソナルトレーニングでクライアントの方とお話をする内容をこのブログに書くことが多いのですが、
本日も朝一のクライアントの方とのトレーニングで出た話題として、

「力(筋力)が無い訳じゃない」
ということについて。

例えば、腕の筋力が弱くて、重いものを持ち上げれない、または持ち上げると辛い。
という感覚があり、本人的には

「腕の筋力が無いので、ものを持つのも辛い。腕の筋力を上げなければいけない。」

とおっしゃる場合があります。

また、足腰が弱くなったと感じている方からは、

「立ったり、座ったりする動作や、歩行、階段などが辛い。足腰など膝周りを鍛えないと。」

などとおっしゃる場合があります。

もちろんですが、50㎏のバーベルを頭上に持ち上げなければいけない。自体重の1.5倍くらいある重りでスクワットを10回くらいしたい。という目標があるのなら”それなりの筋力”は必要になりますので、

「筋力をつけなきゃ!」ってなりますが、

日常生活でよくある程度のそこそこの重り、そして自体重程度の負荷に関して感じる弱さは、殆どの場合が、

「力(筋力)が無い訳じゃない」

ということが多いように感じます。

力が無いと錯覚する要因

一般的な「筋力トレーニング」の多くは、
イスに座って、ピンに刺した重りを「押す」「引く」などして重りを動かし、

「鍛えた~」と感じていると思いますが、

日常生活で多い”力発揮の状況”とは、

立ちあがり時に、片脚で地面に踏んばり、それ以外の身体を持ち上げる動きや、
10㎏くらいある子供を抱っこする時に踏ん張って持ち上げたりする動きの際に発揮されます。

この2つの動作の違いは「どこで踏ん張っているか」という点で、

一般的なマシントレーニングの多くは座面や背もたれ、胸パッド、肘パッドなどの支えに対して踏ん張るのに対し、

日常動作の多くは、足裏から地面に対して踏ん張ることが多くなります。

その際の胴体部分や各関節の安定に関して、マシンのトレーニングでは一方向の力(抑えつける力)や体重を利用した安定ができるため、「押す」「引く」などの力を特定のパーツに集約することができます。

一方、日常生活動作では、胴体部分や各関節の安定は自分自身のコントロール、もしくは重心の位置のよって大きく左右されます。しかも”空間で身体を安定させる”という行為は、

力の発揮が一方向ではなく、且つ全体の連動が必要になりますので、

「実際に重りを持っているパーツの部分や見た目的に大きく動いている関節周りの筋肉がどうこう」というより、

力を発揮したいパーツの付着部分且つ、それに関わる連鎖的な部分が「しっかり安定できているか」ということが重要になります。

これが「力(筋力)が無い」と錯覚する要因であり、その解決方法として、
土台の安定が容易にできるパーツの筋力向上トレーニングを実施したところで、

土台の安定が出来ていない状況であれば、パーツに力を発揮することがうまく出来ないため、
日常生活ではうまく反映されないため、問題の解決には時間が掛かると思います。

もっと別の言い方で言いますと、

「日常生活の動作の中で痛めた膝や腰や肩は、日常生活での力発揮と違う状況で、
痛みを感じている部分だけを一生懸命鍛えても、なかなか良くならない」

とも言えます。

「動いている関節周辺の筋肉ばかりを鍛えるのではなく、その動きを支える側の力発揮のコントロールの練習をすること」

これがリークスで行っているトレーニングのベースになります。

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