こんにちは!パーソナルトレーナーの岡田です。
6月に入りましたね、相変わらず時が経つのは早いですが、
そんな6月に突入したこの土日は、お休みをいただき、横浜の方へトレーニングの講習会に参加してきました!
今回、横浜の東海大学湘南キャンパスに行ってきたのですが、目的は
「日本トレーニング指導者協会(JATI) 第13回総会・研修会」の参加のためです。
JATIでは
「科学的手法に基づくトレーニング指導」というテーマで毎回実施していますが、
人間のカラダを相手にしたトレーニングでは、「科学的根拠」いわゆる
「エビデンスベースドトレーニング」
が大切で、基本的には「どのような刺激に対してどのような反応が起こる」などの研究、実験、検証結果に基づいて、
トレーニング手法というのは作成されていますので、
そういった情報に基づいて、我々トレーニング指導者はトレーニングを指導しなければいけません。
なので、このような情報や考え方は入手、理解しておく方がいい(いや、おかなければならない)と思っています。
トレーニング現場の現状
要は、
「筋力を向上させたければ、最大筋出力の〇〇%の負荷で○○回程度を○○セットくらい実施して、それを週○○回の頻度で、
○○ヶ月程度実施する必要がある」
というそのトレーニングの科学的根拠があるならば、その通りに指導するのが望ましい。ということです。
現場で指導をしている僕たちが求められているのは、こういう知見をしっかりと活かして、実行し、検証する必要があるのです。
で、現状どうかと言いますと……
「なかなかうまく出来ていない…」
というのが多くの現場での現状ではないでしょうか?
僕自身もそうです。
これにはいくつかの原因や要因が考えられます。
①そのトレーニング指導の対象者はアスリートか一般人か?
②そのトレーニング指導を行うための環境は整っているか?
③そもそも指導する側と、受ける側の意志は疎通できているか?
などが考えられます。
クライアント側のやれる環境(やる気や時間やお金など)の問題や、指導側のやれる環境(器具の有無やスペース、システムなど)の問題なんかはよくあるかと思います。
ちゃんと指導できないと意味がないのか?
では、「エビデンスベースドトレーニング」を意識して、トレーニングをきっちりと行える環境下にないと
トレーニング指導する意味がないのか?
と言えば、必ずしもそうではないと思います。
満足のいかない環境でのトレーニング指導というのは多々あります。
だからこそ、「こういう場合はこうしてみよう」とか「こういう状況では何が一番適しているか?」
という経験や知識から基づく検証や見解というのも大切になってきます。
ちゃんと指導できる環境がないからやっても意味がないのではなく、
「今できることの中での最大限のもの」を常に探すことがトレーニング指導者には必要でもあります。
トレーニングはアート
今回のJATIの研修会でも
「エビデンスベースドトレーニング」という考え方は大事ではあるが、
そこに縛られるのではなく、自分なりの仮説を立てて検証し、エビデンス的には「外れ値」に当たる結果にも目を向け、
(外れ値:統計において他の値から大きく外れた値。測定ミス、記録ミス等に起因する異常値とは異なり、実用上は区別できないこともある。「他より著しく異なるため一般的結論を導けない人や物や事実」を指す。いわゆるオリンピックで金メダルを取るような人などは、この外れ値の人が多いとのこと。)※一部ネット情報参照
様々な観点からトレーニングの価値を見出し、伝えていく必要がある。みたいなことを言っていたと僕は解釈しました。
そして、複数の講師の方がおっしゃっていた言葉、
『トレーニング指導は科学を使った芸術(アート)である』
『ビジネスの成功によく言われる3つの要因はトレーニングにも共通している。その3つとは、
「科学(サイエンス)と技術(クラフト)と芸術(アート)である』と。
妙に納得しました。
広義の健康運動
という感じで、1泊2日の研修旅行も終わり、いろんな刺激をもらって帰ってきましたが、恒例の(?)
【今回の心に残った言葉】
それは『「運動の質」と「運動の効率と楽しさ」と「運動の継続性」はトレードオフの関係にあると思われる』
といった言葉。
まさに、まさに、確かに―!って感じです(笑)
この問題。トレーニング指導の現場では常に付きまとう問題です。。。
やっぱりトレーニングというのは、「広義の健康運動」として捉えてもらえるように仕組んでいくことが一番いいと思います。
「効果、成果を追いかけまわし、きっちりしたトレーニングにばかり追われずに、もっとトレーニング自体を楽しんでもらえる指導も必要だ」と。
【編集後記】
最近の僕の取り組みでもある『キャッシュレス化生活』
都会は使えるところも多く、便利ですね。
ちなみに「LINE Pay」「Pay Pay」「Suica」を使用。
しかし、便利~と感動していた矢先、携帯ケースに入れていた「Suica」のカードを帰りの新幹線の中に落とすという大失態のおまけ付き(笑)
駅員さんのご協力のもと、無事見つかりました。深夜の金沢駅で大騒ぎ…疲れました(笑)
皆さんもお気をつけください。
(何気に貴重なやつだったりする…笑)
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