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#553 感覚を養うこと

こんにちは!トレーナーの岡田です。

毎度のことですが「気が付けば開業丸8年が終わり、9年目がスタートしてましたー」汗

お客様をはじめ、あらゆる方々へ感謝いたします。
ここまでやってこれたのも「周りの皆様のお陰」と「幸運」があったからに他なりません。感謝です。

これから先どうなるかはわかりませんが、地道に細々と淡々と頑張っていきたいと思います。

という訳で、9年目に入りまた最近改めて「大事だなぁ」と思うことについて。

トレーニングはカラダに何を与えているのか?

トレーニング指導を20年くらいやってきている今でも、

「トレーニングにはどのような効果があるのか?」(もちろんやる種類によって違いますが、広義として)
ということを考えたりします。

もちろん、僕的には「動けるカラダづくり」をテーマにトレーニングをご案内しておりますので、
「疲れにくいカラダ」「痛みのないカラダ」「パフォーマンスアップ」「姿勢の改善」などの効果を狙っていますが、

ボディメイクの「筋肥大」のように大きくなったり、ダイエットのように細くなったりといった、ビジュアルでの変化ではない場合、

「トレーニングはカラダに何を与えているのか?」

ということを追求していかないと、トレーニングメニューに対しての説明ができなくなりますし、指導する意味がなくなると思っているからです。

脳がカラダをコントロールしている

トレーニング刺激はカラダにどんな影響を与えているのか?を考えてみた時、

「人間のシステムってそもそもどんなんだ?」ってなります。僕は。笑

我々人間は脳と脊髄からなる中枢神経から各終末へ末梢神経が張り巡らされ、そこに電気刺激として指令が出され、あらゆる反応がおこっています。

トレーニングで大事な「筋出力」も脳からの指令で決まります。
そして「柔軟性」などの筋の柔らかさも脳からの指令で決まります。

その他、協調性なのどのコーディネーションも脳や脊髄からの指令ですし、
「痛み」もそうなります。

ようは「脳や脊髄などの神経系の影響をバンバン受けている」とも言えます。

脳は我々人間のあらゆる動きや反応を制御し、コントロールしています。

ということは、トレーニングでは脳や脊髄などの中枢神経系へのアプローチをすることが大切なのだということになります。僕的には。笑

ボディマッピング

という訳で難しい話は抜きにして、結論から言いますと(僕的な)

「トレーニングはカラダの感覚を鍛えるためにやっている」

ということになります。

10㎏の重りを挙げるのにどれくらいの出力がベストか?

パラレルスクワット時の膝の角度感覚はどんなもんか?

バランスを取る際に足裏の重心はどうなっているか?

肘を曲げるなと言われているが、曲がっていないか?

背中を丸めるなと言われているが、丸まっていないか?

踵は?拇趾球は?肩甲骨は?骨盤は?肋骨は?呼吸は?…

といった具合に様々な感覚をトレーニング中に意識してやっているうちに

「何となくしっくりくるなー」とか「股関節に乗れてきたな…」などといった

身体感覚がよくなり、細部に渡る感覚(身体深部感覚:プロプリオセプション)も良くなってくれば、
自分のカラダのどこに何があって、どこをどうすればどうなるという

「ボディマッピング」が完成してきます。

より鮮やかに、より精度の高いボディマッピングを手にしたとき、身体は驚くほど素晴らしいものになっているのだと思います。(もちろん僕もまだまだ到達していません)

ただやらず、まずは意識してやる

様々なトレーニングをしている方にこのような感覚を鍛える効果があります。

たとえ「筋肥大」や「ダイエット」のための筋トレをやっている人でも、真剣に
こーかな?あーかな?とやって入れば、結果として感度がよくなり動きも(フォーム)よくなり筋出力の抑制も解け、重りが挙がるようになります。

エアロビクスなどの有酸素運動でも同じです。

感度が良くなれば、脳はどんどん抑制を外し、筋出力や柔軟性を向上させてくれます。

どんなトレーニング方法であれ、ただただやる(やらされる)のではなく、細部にこだわって意識してトレーニングをすればいいということです。

ただ、それを狙ったトレーニングをして、結果として筋肉が付いたり、痩せたりするほうが僕は良いと思っています。

そんなトレーニングを日々模索しながら提供しているつもりですし、更に追及していこうと思っています。

9年目スタートしましたが、

「感覚的で抽象的であまり明確ではないトレーニングが多いですが、それを如何にわかりやすく、具合的でより明確にご案内できるか」

というのが当面の僕の(リークスの)テーマですね。

ご興味のある方は是非、お待ちしております。笑

【編集後記】

開業して丸8年たったということは、8歳年も取ったということ。

あと何年気力、活力をもって生きられるか?

そんなことを考えた時、

「やりたいことをある程度はやり切る」
これが人生ではテーマですね。

その為には仕事もお金も大事かもしれないけど、

やっぱり「動けるカラダ」「健康」が一番。

ってここ最近若干呑み過ぎですが…

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