シェアする

TRXサスペンショントレーナーを使いこなそう!①

トレーニングって、ただやればいいとうものではありません。

ただ単にきつければいいとか、回数が多ければいいとか、早ければいいとか、汗をかければいいとか。

特にそれが道具(ツール)を使うとなると、間違った使い方をすることで、
「効果がない」「意味がない」そして最悪「怪我につながる」「道具が破損する」ということにも繋がりかねません。

という訳で、今回は「TRXサスペンショントレーナー」の使い方についてシリーズでお伝えしていきます!

TRXサスペンショントレーナー

TRXサスペンショントレーナーは最近ではご存じの方も多いかと思いますし、
導入している施設や個人的に購入して、ご自宅で使用しているという方もおられるかと思います。
※ご自宅でもできるように”ドアアンカー”がついている。

%e3%83%89%e3%82%a2%e3%82%a2%e3%83%b3%e3%82%ab%e3%83%bc※ドアアンカー。こんな感じ。

しかし、このTRXサスペンショントレーナーは自体重を利用して行う事が多いツールですので、その使い方やトレーニング種目も沢山あります。

となると、その特徴をしっかりと把握していないと逆に
「なにができるの??」「なにをやったらいいの??」といったことにもなりかねません。

TRXサスペンショントレーナー強度変換①「ベクトル負荷の原則」

という訳で、TRXサスペンショントレーナーの使い方としてまずは「強度変換」についてをご案内します。

本日は「ベクトル負荷の原則」です。

これは「身体の角度を変えることで負荷を調整する」という事です。

重心が身体の真下にあると真っすぐ立てます。
%e3%83%99%e3%82%af%e3%83%88%e3%83%ab%e8%b2%a0%e8%8d%b7%e2%91%a0  

この重心が足裏を基準とした支持面より外れることで、身体の傾斜角度が大きくなり、身体に負荷が掛かってきます。
%e3%83%99%e3%82%af%e3%83%88%e3%83%ab%e8%b2%a0%e8%8d%b7%e2%91%a1

この身体の傾斜角度が急になればなるほど、トレーニングの負荷が上がってきます。
%e3%83%99%e3%82%af%e3%83%88%e3%83%ab%e8%b2%a0%e8%8d%b7%e2%91%a2

という訳で、この「ベクトル負荷の原則」を調整して負荷を加えていき、
その際に身体がしっかりと固定されていることを確かめながらトレーニングをしていく事がまずは大事になります。

次回は強度変換②「振り子の原則」についてです。