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痛みの犯人を捜せ!

本日のクライアントの例を一つ。

よくあることですが、

「肩が痛い」という症状

その原因はどこにあるか? (ぶつけた、こけたなどの場合はそこにありますが)

今回のクライアントの方のケースは、

「肩の高さくらいで腕を後ろに振りかぶった時に肩、腕の付け根の後ろ側に痛みを感じる」
という症状です。
趣味で野球、テニスをされています。

被害者と容疑者

動きの中や姿勢不良などからくる各関節の痛み。

いわゆる「機能障害」では、

実際に痛みを受けている箇所=「被害者」
その原因を作っていると思われる箇所=「容疑者」という考えがあります。

今回の方のケースでは、

「被害者」=「肩の後ろ」
「容疑者①」=「胸椎」
「容疑者②」=「股関節」

という風に考えられます。

犯行に大きく関与したのは「容疑者①」の「胸椎」ですが、
「胸椎」を犯行に導いた『黒幕』「容疑者②」の「股関節」ではないかと思っています。

関連した動きの制御

何の話か分からなくなってきましたが(汗)

このクライアントの方は胸椎の後湾が強く、反る(伸展)動作が出にくい状態であり、
股関節は内側に捻り(内旋)にくい状態です。

「股関節の動きの制限が骨盤に伝わり、骨盤のコントロール不足が腰椎の過剰反応を誘発させ、胸椎がさぼる」

という関連した動きの制御が考えられます。

被害者を保護し、治療していくことも大切ですが、

「容疑者」や「黒幕」を推測し、「逮捕」=「根本改善」にチャレンジしていくことがトレーニングでも必要になります。(一筋縄ではいかないこともありますが)

痛みを抱えている方。

あなたのその痛みの「容疑者」はどこでしょうか?

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