こんにちは!トレーナーの岡田です。
金沢市に、またしても「まん防」なるものが発令しましたね。
コロナの件に関しましては、もうそろそろ「基準」を変えて、正しい判断をしてもらえるような世の中になることを願うばかりです。
何でもそうだと思いますが、色々と経験を重ねていくと何が正しいのか?という判断が身についてくると思っています。(正解はないことが多いですが、概ね正しいという見解が)
トレーニングについても然りで、
トレーニングに対する考え方で、「正しい判断」ができるようになれば、トレーニングを効果的にすることができます。
ですので、早期の段階で「トレーニングは無理」だとか「トレーニングは合わない」とか「このトレーニングは自分には必要ない」などの判断をするのは賢明とは言えません。
長期的にトレーニングを経験してから、
「このトレーニングが自分には必要」という判断を下して欲しいと思っています。
意識的なトレーニング
トレーニングを指導するにあたって、殆どの方がはじめは
「動きを意識してやってもらうトレーニング」が多くなります。
これは、日常生活で失ってしまった「正しい動き」「きれいな動き」「正常な可動域」を取り戻す必要があるからです。
まずは自分自身のカラダをコントロールすることを覚えなければいけません。
度合いにもよりますが、これにはかなりの時間を要すると思われます。
柔軟性の向上や筋出力や筋持久力の向上など、
反復練習と共に様々な動きの刺激を入れていかなくてはいけません。
カラダを動かすことで得られるもの
普段やらない動きや、自分にとって苦手な動きは
「結構つらい…」
と感じるかと思います。
しかし、カラダは動かすことで様々なことを得ています。例えば、
骨は刺激が入れば強くなってきます。
衝撃を与えたり、筋肉が引っ張られたり(付着部に刺激)することで、適応して強くなります。
そして、靭帯や腱、筋膜などの軟部組織も様々なストレスによって強くなります。
もちろん、筋肉も動かすことで神経からの電気刺激が発生しますので、それに伴う様々な恩恵を受けます。
日常的な局所的な可動域の狭い、過度な緊張を伴う動きばかりでは、
上記のような恩恵は得られず、マイナス要素の強い「疲労」や「痛み」ばかりが発生します。
そのようなことから、
カラダを動かすことは”絶対にやった方が良いこと”であると僕は思っています。
長期的にトレーニングをしてわかること
上記のようなカラダへの恩恵というのは、やった段階から得られるものですが、
人によっては恩恵の副産物とも言える「疲労」や「痛み」(これはプラス要素の)によって
恩恵を感じれない場合もあります。
このような状況を乗り越えるには、時間(経験)が必要になってきます。
特に仕事のストレスが強い方や昨今のオンライン、リモートなどのデスクワーク作業が増えた方、局所的な肉体労働が多い方などは、
そう簡単にはいかないだろうと思います。(それくらいカラダの問題は深刻…)
トレーニングに関しては、紆余曲折、一進一退、暗中模索。。。
このような言葉がふさわしい方も多々います。
しかし、だからこそ「長期的にトレーニングをする」必要があります。
低い所から見ていた景色も、
一歩ずつ、少しずつ階段を登っていき、徐々に高いところへ来れた時、
そこから見える景色というのは「全く別物」です。
「そういえば最初はそんなこともあったなぁ~」
という感じになると思います。
長期的にトレーニングをしてわかること。それは、
『経験からくる自信と余裕。経験値が高いほど複利的に得られる恩恵』
です。
【編集後記】
最近子供たちと公園で全力でかけっこ勝負をしました。
落ちてはいるけど、まだまだいける。笑
そんな45歳の猛暑日の夏。
これまた20年以上のトレーニング経験の恩恵かな♪と。
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