石川県金沢市初の「動けるカラダづくり専門」パーソナルトレーニングスペースリークスの岡田です!
「毎日が反省」
これはダメだった。こうした方が良かった。これができなかった…
そんなネガティブな事ばかり考えていてはダメですが、
「日々反省して、次に活かす」ことも大切。
トレーニング指導をする上で、日々の悩み、反省はよくあります。
そんな指導時における悩みについて。
トレーニングに費やせる時間
お店では「動けるカラダ」をつくるためのトレーニングをご案内していますが、
トレーニングの内容を考える時に大事になってくるのは、
「どの部分が足りないのか?」ということ。
”どの部分”というのは、簡単に言うと、
①身体の基礎的な要素(関節の動き、可動性や安定性、基本的な動作の質など)
②身体的パフォーマンス要素1(筋力や低負荷でのスピード、パワーなど)
③身体的パフォーマンス要素2(パワー、スピード)
みたいな感じにわかれます。
そこに「目的」「狙い」を合わせてトレーニングの内容を考えたりしています。
そして次の考えるのが「トレーニングの種類のボリューム」です。
例えば、一般的な生活の質を向上させるという目的がある方で(いわゆるアスリートではない)
慢性的な腰痛を抱えている場合、
上記の”足りない部分”として考えられるのは①と②
①が足りないために、日常的な動作の中でも「腰痛」を引き起こしていると考えられ、
①が満たされていないため、②の要素ももちろんうまく発揮できていないので、
日常生活での動きにも、”パワフルさ”や”スピード(機敏さ)”が反映されていない。と考えられます。
ですので、まずは①の要素をしっかりとトレーニングしていく必要があります。
①では『トレーニング動作の精度』が必要になると思っています。
いわゆる「修正」「学習」がこの部分にあたると。
で、②では『トレーニングの強度』が必要になります。
いわゆる「成長」「発達」がこの部分。
この例の方で考えられる「トレーニングのボリューム」は、
①>②
というのは間違っていないかと思いますが、
ここで出てくる僕の悩みの種の一つが(笑)
『トレーニングに費やせる時間』です。
この「どれだけ時間をかけてトレーニングを遂行できるか?」ということが僕の中では引っかかってくるのですが、
動作の精度を求めてじっくりと基礎を作り上げ、徐々に負荷やスピードを加えていく方が
フォームが良い状態で怪我のリスクを減らしてトレーニングができると思っていますが、
「時間と頻度」が掛かります。
怪我からの復活を目指すアスリートなどはこのようなトレーニングバランスが必要でしょうし、実際にトレーニングに費やせる時間やモチベーションはあるため、
より良いトレーニング計画になりやすいと思いますが、これを一般的な生活の向上目的の方に当てはめると、
「費やせる時間」が圧倒的に少ない人のほうが多いため、
①>②
のボリュームバランスではうまくいかないのでは?と感じています。
(頻度が弱すぎることで、精度が高くても効果を感じるスピードが非常に遅い)
一般の方の潜在的なニーズとして
「痩せたい」「太りたくない」
という願望がある人が多いように感じています。(たとえ目的が”痛みの改善”や”姿勢の改善”であったとしても)
だとすれば、トレーニングに費やせる時間が少ない中で、
「機能も体型も改善」となれば、
②>①
の方がいいのではないか?という悩みがあります。
メディアなどで取り上げられるトレーナーやトレーニングの多くは
「ボディメイクやダイエット」そして、なかなかハードなトレーニング指導、そのハードなトレーニングをこなすことが出来る素晴らしい体型をもつトレーナー。
ただただハードなトレーニングが良いか?と言えば必ずしもそうではありませんが、
「機能も体型も改善」そして「短期間」「トレーニング時間の限り」という点を考慮すると、
メディアで取り上げられているトレーニングが効果的場合も多いのかもしれません。
そんなことを考えながら日々悶々としておりますが(笑)
「精度も強度も大事。バランスの調整が重要」と言い聞かせながら日々のトレーニング指導に当たっています。
本日、指導させて頂きましたクライアントのトレーニング、
「ちょっと強度が足りなかったかなぁ…」なんて思いながら、次回はもう少し
「強度を上げたトレーニングを頑張ってもらおうかな」と。
(これ見て「え⁈っ強度あがるの」てなって無ければいいですが…笑)
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