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#529 動けるようになるには練習が大切

こんにちは!トレーナーの岡田です。

オリンピックが終わり、次はパラリンピックがスタートしましたが、
オリンピックを観て想ったことを今回は。

練習の賜物

国民に自粛をさせながらのオリンピックの開催についての感想ではなく、
オリンピック選手の活躍やパフォーマンスについての感想になります。笑

毎回オリンピックなどの様々な競技での世界大会を観戦する楽しみの一つとして、

競技間による「パフォーマンスの高い年代、人種の違い」を観ることです。

パワー系の競技では、欧米人、年齢も20~30代

持久系の競技では、アフリカ系、年齢は比較的高い

テクニック系の競技では、人種は競技によるが、若年世代が強い

といった感じでザックリではありますが、分かれてきます。

その典型的な例では、今回女子のスケボー競技で金メダルを獲得した「女子中学生(13歳)」や「19歳の女性」です。
スケボーはテクニック系の競技になりますので、筋肉の成長度合いや人種による骨格の優位さなどにはあまり影響を受けないため、

「神経系の練習」が結果に大きく影響していると思われます。

今回の金メダルをとった一番の要因は「スケボーを滑る」という膨大な技術練習量だと思われます。

筋トレは何に貢献するのか?

テクニック系の競技においては、筋肉量や体重によるパワーなどが重要ではないため、(もちろん一定量は必要ですが)

練習>トレーニング

というバランスでも十分勝てるという見込みになります。(これもザックリの見解です。あしからず。。。)
※練習とトレーニングの違いとは?についてはこちら↓
#467 プラクティスとトレーニング

では「筋トレなどのトレーニング」は何のために必要なのか?

もちろんパワー系の競技の方にとっては「筋肥大」=「力」になりますし、そこに「スピード」を掛け合わせることで「パワー」になりますので、筋トレは必須項目になります。

そしてもう一つ重要な目的として、

「ケガの予防」があります。

筋トレなどのストレスは、筋自体の耐久性はもちろん、腱や靭帯、骨なども強くしてくれます。
コンタクトによる衝撃や着地による衝撃から身を守ってくれます。

我々一般人にとって必要なのは…

テクニックを向上するため=練習(目的のための)

ケガの予防、パワー向上のため=筋トレ

ということになりますが、普通に生活をしている我々”一般人”にとって必要なのは
上記の2つのどちらになると言えるでしょうか?

答えは、

「テクニック向上のための練習」

だと僕は思っています。

もちろん「ケガの予防」という観点も必要ではありますが、一般人が抱える「痛み」はケガではなく「機能障害」です。(いわゆる外傷ではなく金属疲労的な障害)

ですので、練習>トレーニングというのが良いのです。

人間の正しい基本動作の練習が必要という訳です。

立つ、しゃがむ、歩く、走る、片脚立ち、万歳…などの日常的な動作の練習を
沢山することで、日常生活のパフォーマンス向上(痛みの改善や疲労の軽減など)に繋がります。

筋量や筋力、そして持久力はサポート役として大切

という訳で、「普通の生活をしている」我々一般人の多くは、

ムキムキさせるような筋トレを沢山やるより、長時間にわたる有酸素運動に終始するより、
「動きを練習するためのトレーニング」+「動きの練習」に時間をかけていく方が良いということになります。

ただし、「筋肥大」や「筋力アップ」「筋持久力向上」などの筋トレや、「最大酸素摂取量の向上」「全身持久力の向上」のための有酸素運動は、

「動きのパフォーマンスの向上」のための頼もしいサポート役になりますので、
ある程度はしっかりと実施した方がいいのも事実です。

今回オリンピックでの選手の活躍を観て、

その競技で勝つためには「競技練習に膨大な時間を費やすことが一番大事」であること改めて感じると共に、
トレーニングの役割を再確認できました。

特定の専門競技を持たない我々一般人は、

専門競技「基本動作」という風になりますので、日常生活でいかに「基本動作の練習」を盛り込めるかが鍵になると思います。

是非「動きの練習にもなるトレーニング」である「動けるカラダづくり」トレーニングを日々取り組んで欲しいと思います。

【編集後記】

ここ最近は遠出ができないので、近場でキャンプを楽しんでますが、

キャンプに行くと、ついつい飲みすぎてしまします。笑

いつかソロキャンプに行きたいですが、

ソロキャンプだともっと呑んだくれそうです…

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