石川県金沢市初の「ファンクショナルトレーニング専門店」パーソナルトレーニングスペースリークスの岡田です!
『タイプ別 股関節3Dトレーニング』の③です。
球関節で多軸関節である股関節。
股関節は他の関節と比べて「可動性」と「安定性」のどちらも、状況によって必要とされる非常に重要な関節の一つです。
体幹部+頭部+上肢(+片脚時は片方の脚)という身体の体重の多くを支える
下肢3関節の一つで(足関節、膝関節、股関節)あり、且つ
メインの重りのすぐ下にある関節であるため、
この股関節にうまく体重(重心)を感じてコントロールすることができれば、
身体を楽にコントロールすることに繋がり、その結果
あらゆる動作で高いパフォーマンスを発揮できるようになります。
※これが全てではありませんが、関連性を考えると全てにおいて非常に重要な要素
股関節外旋動作に対するトレーニング
「タイプ別 股関節3Dトレーニング」の③では
”股関節外旋”(外ひねり)動作向上のためのトレーニングパターンです。
クライアントの中でも比較的多いのが、
「股関節内旋優位(内股気味)」の方。
その症状の度合いは様々ですが、内旋優位の方は、
「深くしゃがみにくい」
「股関節の付け根が痛くなりやすい」
「足首が硬くなりやすい」
「腰の負担も多くなりやすい」
「もも前が張りやすい」
などなどが考えられます。
そこで実施していきたいのが、
「股関節外旋(外ひねり)筋群のトレーニング」です。
ここでのポイントは
「骨盤が大腿骨(ももの骨)を外旋させている」というよりは、
「大腿骨が骨盤を外旋させている」というトレーニングのイメージになります。
股関節外旋筋としては「大臀筋」(だいでんきん)があります。 ※いわゆる「お尻」
あと深層の筋肉(深層外旋六筋)や「中臀筋」「小臀筋」の一部が関わってきます。
今回は2つご紹介します!
まずは「ブルガリアンスクワットツイスト」
そして「ViPRラテラルシャッフルティルト」
どちらの種目も股関節外旋筋にローディングを掛けていっている種目になります。
(股関節内旋方向へ動かす)
股関節内旋優位の方へのトレーニング方法としては様々な事が考えられますが、
単純に”内旋筋”が硬いor強いというよりは、体幹が不安定で、股関節を安定させていく筋群が偏っている(特に屈曲優位)ことで、身体を支えたり動いたりする際に、
「股関節内旋優位」になるのでは?と考えています。
という訳で
『タイプ別 股関節3Dトレーニング③』
今回は股関節外旋動作向上のためのトレーニングでした!