石川県金沢市初の「ファンクショナルトレーニング専門店」パーソナルトレーニングスペースリークスの岡田です!
リークスではパーソナルトレーニングをご案内する際に、
「効果的な流れ」
というのがあります。
基本的にはその流れに合わせてトレーニング種目を選定していきます。
安定から不安定へ
その流れを簡単に説明しますと、
「まずはバランスを意識しなくてもできる姿勢中心のトレーニングから徐々にバランス要素が必要になってくるトレーニング種目へ」
といった感じです。
人間は二本脚で立ち、動く時は片脚の時間が多くあります。
バランスの定義というのは
「支持基底面が広い方が安定しやすい」
ということが言えます。※両脚だと両足部からその間の面、片脚だと片足の足部面積のみ(足のサイズ)
ですので、片脚よりも両脚、両脚でも肩幅や前後に軽く開いたスタンス、
または片膝立ち、そして仰向け、うつ伏せなどの寝た姿勢。
という風になります。
(トレーニングの流れで言えば、寝た姿勢~立つ姿勢、そして片脚へとなります。)
少数から複数へ
安定から不安定へのトレーニングの移行で考えられることは
「トレーニングフォームなどの難易度が上がる」という事が考えられます。
しかし同時に、
「活動する筋肉の数が増えていく」こともおこります。
筋肉活動数的に言えば
「少数参加から複数参加へ」となります。
これは身体にとってはとても重要なことで、
皆さんが歩いたり、走ったりと身体を動かす時に、
”1個の筋肉だけを使うことはない”のです。
重力下での身体は、骨が全部下に落ちてしまわないように
「筋肉は骨を空中で固定する為に働いています」
そしてある筋肉を使うためには、その筋肉の土台となる骨が空中で安定していなければいけません。
これがバランスを取ったり、大きな動きや負荷が上がるようになればなるほど、
「土台の安定」が強烈に必要になってきます。
”身体の筋肉は共同して働くのです”
段階が必要
じゃあ片脚でのエクササイズをどんどん実施すればいいか、となれば
先程も述べたように
「難易度が上がる」ため、
適切でないフォームを繰り返すことで、かえって傷害を引き起こすことにもなりかねませんので、
段階を追って身体を作り上げていくことが必要です。
あなたが実施しているトレーニングはどのような考えで実施しているでしょうか?
今回のようなトレーニングの流れが全てではありませんが、
「そのもも前のトレーニングはもも前を強くするためだけに鍛えているのですか?」
それとも
「身体をうまくコントロールするために必要なもも前の機能を鍛えているのですか?」
あなたのトレーニング目的はどちらでしょうか?
そして、どちらのトレーニングになっていますか?