こんにちは!トレーナーの岡田です。
3月に入り、気候もいい日が多くなりましたので、僕もぼちぼち動き出しています。
僕は健康のため、そして自身のプライドのため(動けるカラダづくりしてますって言ってるので笑)に走ったり、トレーニングしたりしています。
年齢も45歳になり(やわら46歳)、肉体の衰えに対しての危機感を感じ始めています。
特に「動き」に関して。
見た目の衰えもそうかもしれませんが、それは「食事」が大半を締めるため、僕の場合は年齢と共に食べるものも自ずと正されるというイメージがあるため、
トレーニングの比重は「痛み」「動き」「体力」に関するトレーニングが中心になります。
「痛み」を抱えてしまっては「動く」ことができなくなります。
「動く」ことがままならなければ「体力」(心肺機能など)は向上しません。
ですので、「動けるカラダづくり」のトレーニングと有酸素運動は欠かせません。
筋肉と関節は衰える
未だにトレーニング業界、フィットネス業界では、
「ダイエット」「ボディメイク」に関するトレーニング情報が多い現状があります。
しかし、多くの一般人で筋肉を過剰に鍛える必要がある人がどれ程いるのか?
そして、「痩せないといけない人」がどれ程いるのか?
疑問に思います。
筋肉を付けること、脂肪を燃焼させることが必要な人も、もちろんいますが、
「そこまで必要じゃない人」までもがそういったトレーニングの方に参加しています。
特に僕くらいの年齢以上の方々は「過剰な筋トレ」よりも「動きのトレーニング」をオススメします。
なぜなら、年と共に「筋肉は衰え、関節は摩耗する」からです。
どんなに筋肉を鍛えたところで、決して「若返りはしない」のです。
やるべきは「神経系のトレーニング」
一旦誤解しないように付け加えます。
「筋肉を付けること、筋トレをすること」が意味がないのではなく、
「動きのトレーニング」をしないことが問題だということです。
ボディメイクの大会に出る人やアスリートのように日常的にカラダを鍛えることができない大半の一般人は、
そういう人達のようにはいかないですし、そうする必要はないのです。
標準体重よりも痩せる必要があるのは「体重別競技」に参加しているアスリートなどでしょう。
ですので、普通に生活をしている一般的な人が、ただただ「刺激」(負荷)を求めて闇雲に重りを挙げて、達成感を味わうことにあまり意味がありません。
むしろ、フォームやコントロールを失った動作は関節への負担、神経系への間違った教育を推進していくばかりです。
まるで最近の世の中のように…
ですので、多くの人がやるべきトレーニングは
「動きのコントロールを意識したトレーニング」(神経系の教育)だと僕は思っています。
トレーニングの本質は副産物にあり
とは言え「筋トレ」でも「ダイエット目的のトレーニング」でもカラダは動かしている訳で、
そういったトレーニングをちゃんと(正しく)やっていれば(出来ていれば)問題ない訳で、
「どのトレーニング方法が良い」とか「このトレーニング方法は意味ない」とかは無いとも言えます。
僕が言いたいのは、
「筋肉が付いた!とか脂肪が燃えた!とかの見た目の変化もいいけど、トレーニングにはそういった見た目の変化の裏側で、神経系の教育や血液循環の改善、エネルギー機構の改善、経験値の積み上げ、意識改革、ストレスの処理、リカバリー能力の改善などなど、様々な副産物的な効果の方が大事」
だということです。
だから、見た目の変化だけをトレーニングの評価対象にしたり、価値観にしたりするこの業界のイメージを払拭したいと願っています。
それを多くの方がイメージできれば、トレーニングはもっと普及すると思います。
【編集後記】
東京マラソン開催されましたね。
そして名古屋ウィメンズマラソンも。
良いですね。僕も東京マラソン走ってみたいです。タイム競わず笑。
って「あれ?」そういえば東京も愛知も「まん防」中じゃなかったでしたっけ?
大規模なマラソンはOKなんですね。不思議です。
金沢も「まん防」中。そして娘が通っている「運動教室」はずっと中止。
でも何かの集会には大勢の人が参加してる…
不思議な世の中です。
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