石川県金沢市初の「動けるカラダづくり専門」パーソナルトレーニングスペースリークスの岡田です!
本日、毎週通って頂いておりますクライアントの方とのお話で、
ロコモティブシンドロームのチェックについて興味深いお話をお聞きました。
「ロコモティブシンドローム」という言葉、皆さん聞いた事ありますよね。
”運動器の問題”(運動器=筋肉や骨、関節、神経などの運動に関わるもの)という感じで、
加齢や怪我、日常生活環境などの要因から運動する機会が減ることで、「動く」ための能力が衰え、介護などの支援が必要になってくる問題です。
何が足りないのか?
この「ロコモ」のチェックとしては色々とあるようですが、今回お聞きしたのは
「片脚の立ち上がり」のチェックについて。
そのクライアントの方よりもご高齢のお友達の方のことなのですが、
普段からアクティブに生活をされており、運動もよくされていて、周りからは
「元気ね~」って言われるような方らしいのですが、
その「片脚での立ち上がりテスト」ができなかったらしく、
「筋力をつけた方が良いですね」という評価になってしまったそうです。
身体の使い方
その方はその結果を受けて、ショックを受けたそうですが、そこにおられたクライアントの方が
自分が実施した際に意識した「身体の使い方」をお伝えし、
もう一回実施してもらったら、
「できた!」そうです。
※そのクライアントの方ももちろんクリアされています。素晴らしい!
クライアントの方にはいつもトレーニングの際に、
「ローカルスタビライザー(インナーマッスル)の発火のタイミング」についての練習やお話をさせてもらっていましたので、
立ち上がる際に、動きだす際に、どこに意識をして動きだすと良いのかをご理解されていました。
筋力ももちろん低下すると”動き”の質を下げてしまう要因になりますが、
”身体の使い方”も知っているか、知らないかによって動きの質に関係してきます。
あなたが足りないのは何ですか?
今回の方のように普段からアクティブに運動もされていて、誰が見ても「元気」そうに見えるような方は、
多分、同年代の方よりもはるかに「筋力」はあると思います。(結構運動もされているようですし)
ですので、この方が「片脚の立ち上がりテスト」を失敗した理由は、
筋力不足ではなく『身体の使い方』だったのではないかと思います。
これは以前にも書きましたブログ「動きを悪くさせる原因とは?」でもお伝えしたように、
(身体の使い方の)「認識不足」が原因であり、
使い方がわかれば出来る場合は、その動きを再現してくれる他の要素である
「筋肉や靭帯、関節などの構成要素」に関してはさほど問題ではなかったのでないかと思います。
(使い方がわかっていても、できない場合は構造的な問題や神経系の問題なども考えられます)
あなたの身体にとって必要なトレーニングとは何でしょうか?
ただ単に”筋力(筋量)”を増やすことだけのトレーニングが本当にロコモに対するトレーニングでしょうか?
筋肉があってもそれを動かすために必要な神経のコントロールや自分の意識の問題を考慮したトレーニングが出来ていますでしょうか?
なぜヨガが効果的なのか?なぜピラティスが良いのか?なぜ筋力トレーニングが必要なのか?
受講側がそれを理解して実施しているでしょうか?
また指導側がそれを説明しながら指導しているでしょうか?
トレーニングは深い、とても深~いのです。だからこそ面白いのです(笑)
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