昨日久しぶりに約10kmほどランニングをして、心地よい疲労感を感じている本日は
「健康について真剣に考える」というテーマで。
この3月に人生初のフルマラソンにチャレンジすることになっているため、
そろそろ「本格的に走らなくては」と思い、走った訳ですが、
運動指導者として14年くらい、普通の人よりは身体を動かすことをしてきて30年以上の
こんな私でも日常的に「ランニング」などの有酸素運動や筋力トレーニングを頻繁にはできておりません。※筋力トレーニングはまあまあやっている方ですが
ただ長いスパンで見ると『結構身体を使っている』生活でしたので、
お陰様で40歳になった今でも、
「生活習慣病」や「体型」に関する問題は一切なく(メタボという点で)
一般的に言うところの「健康体」であると自負しております。
※運動をしていれば病気にならないかという訳ではなく、事実私自身も10年くらい前には大病を患っていますが、今現在問題なく生活できているのも”運動のお陰”だと思っています。
健康になりたければ外せない「運動」
運動、健康に携わる人ならまだ「運動」への意識は少し高いかと思いますが、
そうではない多くの方からすれば、
「健康にとって運動は必要不可欠だとわかってはいるけど、できない、やらない」
というのはわかる気がします。
今までの生活にパターンに「身体を使うこと」がなければなおさら…
だけども「運動習慣を変えなければいけない!」と強く思っている方は
絶対に動きだす方が良いのです。
なぜできないのか?
では「なぜできない、やらない」のか?
①時間がない
②どんな運動が良いかわからない
③効果を感じられない
などなどが考えられるかと思います。(他にもあるかと思いますが)
今回はこの辺りを私なりに考えてみました。
①時間がない
「時間がない」ことはない。
というのが私の見解です。
時間はやるトレーニング内容にもよりますが、ストレッチやコアトレーニングなどの種目であれば
10分あれば3~4種目できます。
ぼーっとTVを見ている1時間、歯磨きをしている3~5分間
時間はありそうです。
②どんな運動が良いかわからない
「病気などせずに健康で長生きをしたい」となれば、
有酸素的な運動(低強度)8割、筋トレ的な運動(高強度)2割のバランスが良いとされています。
ですので、有酸素運動は実施するべきだと思います。
ただ、ある程度の時間、または期間、継続的に実施していく事を考えた場合、
「動けるカラダ」づくりは同時に必要だと考えます。
これは以前にも書きましたが、
”フルマラソンを完走できない多くの原因は膝や股関節などの関節痛や筋肉に関する問題が圧倒的”だからです。
③効果を感じられない
効果を感じられないという原因はいくつかあります。
1、継続性の問題
2、過負荷の問題
3、特異性の問題
などです。
1回運動をするごとに、エネルギーは消費しますし、心拍数も上がりますし、呼吸数もあがりますし、体温も上昇しますし、神経も促通されます。
が、運動をやめれば元に戻ります。続ければ続けるほどその効果を感じます。
日常生活で身体は鍛えられません。毎日続ける動作でも、「強度が弱すぎる」と変化しません。
究極の低負荷とは”ボリューム0”=何もしないことです。
一生懸命ランニングをしても、胸の筋肉はつきませんが、心肺機能は向上しているはずです。
目的と行動が一致していないと”その効果に気づかない”ということは多々あります。
健康について真剣に考えよう
以上、何だかんだと述べてきましたが、
「やるのは自分」ですので、是非運動を取り入れて下さい。
我々運動指導者を利用して、時間をつくり、運動を習い、効果を感じられずにはいられない原因を身に付けて下さい。
あなたの10年、20年または30年40年先の未来、
「自転車に乗って移動したいですか?それとも車いすに乗って移動したいですか?」
「車窓から美しい景色を見ながら旅行を楽しみたいですか?それとも病院のベットの窓からみる景色を一日中眺めていたいですか?」
「新鮮で美味しい食事を楽しみたいですか?それともカラフルな様々な薬に支配されたいですか?」
自分の人生は自分で変えられる部分が多々あると感じています。
「健康的な身体」であるか「不健康な身体」であるかは自分の行動次第で変えられることも多々あります。
そろそろ『健康について真剣に考えませんか?』