石川県金沢市初の「動けるカラダづくり専門」パーソナルトレーニングスペースリークスの岡田です!
クライアントの方によって、身体の課題は様々あります。
ですが、人間の姿勢パターンとして陥りやすい不良姿勢がありますので、
多くの方に共通する”問題点”がいくつかあります。
しかし、殆どの方はそれに気づいていません。
今日はそのいくつかある問題点の一つについて。
動きがわかりにくい関節
この問題点は僕自身の問題点でもありますので、
ココに対するエクササイズを日々入れています。
その問題点とは、
「胸椎」です。
この「胸椎」の動きが悪くなっている人が多いようです。
では「胸椎」の動きとして必要な動きとは?ですが、
・屈曲(丸めるような動き)30~40°、伸展(反るような動き)20~25°
・側屈(横に曲げる動き)25~30°
・回旋(捻じる動き)30~35°
というようになります。
胸椎は関節の役割で言うと、「モビリティ関節」(動いて欲しい関節)ですので、
上記の動きをしっかりと出していきたいのですが、
脊柱(背骨)の一部である”胸椎”だけがしっかりと動いているのか?動いていないのか?って
正直わかりにくいですよね?
そこが問題なのですが、今回は胸椎の動きの中でも
「伸展」について。
肩の動きと胸椎の関係
胸椎の伸展(反る動作)が必要な時と言えば、
「手を上に挙げる動作」の時。
手を耳の横まで上げる動きは、肩関節(上腕肩甲関節)の動きはもちろんですし、
肩甲骨(肩甲胸郭関節)が肋骨上を回旋するような動きも、もちろん必要なのですが、
肩関節や肩甲骨がうまく動くために、胸椎の伸展動作が必要になってきます。
手を耳の横まで上げた(気をつけの姿勢から170~180°上げた状態)時、
胸椎は約10°は伸展していないといけません。
しかし、先にも書きましたように、脊柱という連結した骨の胸椎だけが動いているのかどうかがわかりにくいということと、
(腰の)腰椎の伸展の可動域として15~20°ありますし、元々反っている腰椎が
『胸椎が伸展する前に腰椎が伸展していまい、胸椎の仕事を奪う』
ということが起こっています。
そうなると、腕の挙上(屈曲)という動作自体は170°も動かなくても
真上に挙がったように見せることができます。
結果、腕を真上に挙げるために必要な筋肉はしっかりと使われず、その筋肉グループと反対側にあるグループが優位(タイト)になりやすくなり、
『肩が痛い』『肩コリがひどい』
といった症状にもなり兼ねません。
胸椎伸展エクササイズ
という訳で、僕自身も胸椎伸展に課題がありますので、よく実施するエクササイズを一つご紹介します。
「ウォールシットリーチ」という種目です。
壁に頭、背中をぴったりと付けて、あぐらをかいて座ります。
そうする事で、強制的に骨盤は後傾に、そして腰椎は屈曲気味に固定されます。
この状態で、手の甲から前腕部を壁からなるべく離れないように、棒を持った腕をスライドしながら伸ばしていきます。
腕が伸ばせるところまでいったら、呼吸を1回入れて降ろす。これを繰り返します。
胸椎伸展動作の改善に良いなぁと思うおススメのエクササイズです!
状態によっては、仰向けに寝て実施する方がいい方もおられますので、気になる方は是非一度ご相談下さい!
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