石川県金沢市初の「動けるカラダづくり専門」パーソナルトレーニングスペースリークスの岡田です!
雪による被害の一つ。
「車が使えない」ということ。
(僕の場合は家がある場所がちょっとした狭い坂道沿いにある為、出るのは良いが、帰りは上ってこれない可能性がある)
という訳で昨日、家からお店までの約5kmを歩きました。(約1時間程度)
”動ける” ”歩ける”って大事だなーって思いました。
「動けるカラダ」にとって重要なこと
普段から問題なく”立って歩いている”人にとっては
「歩く」という何気ない動作は当たり前のように出来ていますので、
深く考えたり、意識したりはしていないかと思いますが、
「動けるカラダ」にとってとても重要な”ある関節のある動き”というのがあります。
この動きがちゃんとできると、人間の基本的な動作がよりやり易くなると思っています。
しかし、トレーニングをご案内させて頂く中で、とても多くの皆様がこの
とても重要な”ある関節のある動き”がうまく出来ていません。
”股関節伸展”という動き
「歩く」「走る」などの動きの殆どは”前に進む”ことが多い思います。
「跳ぶ」「ジャンプする」という動きも”前へ上へに進む”ことが多いと思います。
このように、人間の基本的な動作は”前へ進む”動作や”上に立ち上がる”動作になるとして、
このような動作の時にどこの関節が、どのように動いてくれると
”前へ上へ”進みやすくなるのかと考えると、
『股関節伸展』という、”股関節を後ろに引く動き”になります。
地面を蹴る、押す
この「股関節伸展」という動きがどのように「歩行」や「立ち上がり」に関係しているかと言いますと、
足部(足の裏)でしっかりと地面を捉えて、地面を蹴るような、押すような力を伝えることで、体幹部が前に、上に進みます。(持ち上がります)
しかし、この「股関節伸展」をうまく行わなくても、
脚を持ち上げて(股関節屈曲:脚を前に出す)前に置く(落とす)ような動作で前に進んだり、
膝を伸ばす(膝関節伸展)動きがメインで立ち上がってみたり(結果お尻が引けたような、腰が引けたような姿勢)
というように”似たような動作”で出来てしまうのです。
ですが、歩く時に脚を前に運ぶ動作や立ち上がる時に膝を伸ばすことで立ち上がるような動作は
『非効率でしんどい』動作になります。
このような関節の使い方で、人間の基本的な動作を実施していると、
長距離を歩いてみたり、走ってみたりという動きが出来なくなります。
”ある関節のある動き”とは
『股関節の伸展という動き』になります。
この動きを力強く、しっかりと出すためには
腿裏の筋肉である「ハムストリングス」やお尻の筋肉である「大臀筋」がしっかりと促通されている必要があります。
『ちゃんと使えていなくても、出来ちゃう』
これが我々人間の素晴らしい機能でもあり(代償運動)、慢性的な、または人によっては原因不明な痛みや不具合を発生させる要因の一つになっています。
あなたの身体は(脳は)動くために必要な”ある関節のある動き”がちゃんと出来ているでしょうか?
股関節伸展を促通させるトレーニングはどんなものがあるのか?については過去のブログ、または追々ご説明できればと思ってます。
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