石川県金沢市初の「動けるカラダづくり専門」パーソナルトレーニングスペースリークスの岡田です!
人間の体の仕組みを理解していると、トレーニングをもっと効果的に実施することができます。
そして、それは「体を動かす時のヒント」にも繋がりますので、
怪我の予防や改善、身体パフォーマンスの向上に非常に役立ちます。
関節の役割
今回は「関節の役割」についてですが、
皆さんは体のどこかの関節が痛くなった経験はありますか?
足首、膝、股関節、腰、肩などなど、何かしたあと(動いたあと)から調子が悪いなぁといったような。
慢性の関節痛などの多くは、実際に痛んでいる箇所に原因はなく、離れた場所に原因があるとよく言われています。
その要因の一つとして「体の関節の役割」が関係しています。
体の各関節にはそれぞれの”得意な動き”があります。
例えば、膝の関節は「曲げ伸ばし」(屈伸)が得意ですが、捻じったり、横に曲げたりと言った動きは苦手(というか殆どできない)です。
ですので、膝関節は一方向のみの動きが得意な関節ですので、
「沢山(の方向に)動かない関節」
という事になります。
逆に、股関節は「曲げ伸ばし」「開いたり閉じたり」「捻じったり」「回したり」と多方向に動かすのが得意な関節になります。
ですので、股関節は
「沢山(の方向に)動く関節」
というようになります。
分離と協同
この役割分担された体の各関節は、面白い事に
「交互に配列」されています。
足部(S)⇒足首(M)⇒膝(S)⇒股関節(M)⇒腰椎、仙骨、骨盤(S)⇒胸椎(M)⇒肩甲骨(S)⇒肩(M)⇒肘(S)⇒手首(M)⇒※離れていますが首(S)
※S=スタビリティ(安定)、M=モビリティ(可動)
そして、この関節を役割通りに動かす際に必要な要素として、
動きを出したい関節の隣り合う関節はしっかりと安定させ(分離)、それぞれの関節が動きを出したり、動きを止めておいたりできるように筋肉は同時に働いていなければいけません(協同)
なぜその関節が痛くなってしまったのか?
隣り合う関節、またはその動きに関わる全ての関節の動きがどうなっているか?
をチェックすることで見えてくる部分があります。
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コメント
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