こんにちは!トレーナーの岡田です。
トレーニングに来られるお客様に対してよく聞くことがあります。
「昔(学生時代など)何かスポーツ(部活動など)をされていましたか?」
「トレーニング経験がありますか?」
「どんなトレーニング、スポーツをしていましたか?」
というような質問を。
ちなみに僕は小学校2年生くらいから30歳くらいまでサッカーをしてまして、それ以降はフィットネスの仕事で筋トレやピラティスなどのトレーニングをちょこちょことやっています。
20代前半は陸上自衛隊でまぁまぁ走ってました(陸上部並みに)笑
できる前提とできない前提
何かにチャレンジする前に、多くの大人は、
過去の経験や様々な比較や統計、情報などを元に推測し、
「できる」「多分できる」「きついけどできそう」「多分無理」「絶対無理」
みたいな感じでザックリと判断し、チャレンジに挑むと思います。
(絶対無理だとチャレンジしないけど。たまに無謀なチャレンジってありますが…笑)
「できる」とわかっていてやる時と、「できない」と感じていてやる時。
結果は大きく変わります。
「できる」と感じるには、「過去の成功体験」や「それに準ずる能力がある」と判断された時だと思います。
これを動きに当てはめると、
普段からカラダを動かしている人はちょっとした階段や坂道、ランニングやジャンプなどの動きに対しても、
「ちょっと頑張ってやってみるか」
という気持ちになるかと思いますが、
普段まったくと言っていいほどカラダを動かしていない人は、
「キツそうだし、無理だ…」
という気持ちになるかと思われます。
出来るという前提で挑むものと、できないという前提で挑むもの。
前提条件が変わるだけでも結果は変わります。
結果が変わればそれによって得られる効果も変わってきます。
自分を過小評価する
そしてこの「できない前提」でいつも考えてしまうと、結果的にもうまくいかないことが増え、その経験から
「自分は体力がない」からとか「筋力がない」からとか「柔軟性がない」からなどと
錯覚をしてしまい、(事実、身体能力的に落ちている時は間違いではないのですが…)
自分の現状の身体能力で出来るレベルのものでも、
「できない」と判断してしまい、「できない前提」で挑むことを繰り返します。
『自分を過小評価してしまう』
これこそが運動不足&運動の効果を感じにくくなることの大きな要因です。
自分を過小評価しないために
では、自分を過小評価しないためにはどうすればいいのか?
カラダを動かすという分野で言うならば、
「トレーニング経験を増やしていく(積み上げていく)こと」
に尽きると思います。
トレーニングによる、「辛い」「苦しい」「痛い(悪い意味でなく)」「疲れた」
「楽しい」「気持ちいい」「清々しい」といったような様々な感覚、感情を経験、体験することで、
「あ、こんなもんか」とか「これは難しい」といったような、カラダや感覚の記憶が積み重なり、
『自分の身体能力の目安』というのが段々とわかってきます。
そうなると、
「ここまでは頑張れる」とか「これはちょっときついかな」といったような判断ができ、
自分の体力レベルに近いところでのトレーニングもできるようになります。
もちろん理論的にも、人間の神経系の適応による”限界値”の抑制も起こりますので、
自分のポテンシャルがどんどん出せるようにもなってきます。(いわゆる「心理的限界」が遅くなるみたいな)
『自分を過小評価しない』ことで、トレーニングの成功率を上げることにつながり、
結果、トレーニングの効果を上げることにも繋がります。
という訳で、普段殆ど運動らしいことをしたことが無く、過去にもトレーニングや運動の経験がないという方は、
徐々にトレーニングの経験を積んでいき、自分の身体能力を把握していくことで、
トレーニングを楽しく継続していけるようになると思います。
ちなみに「自分を過大評価する」方が良いとは一概には言えません。
『昔取った杵柄』と思っていても、
『麒麟も老いては弩馬に劣る』ということが多々ありますので。体力ものに関しては。
(身に覚え有り…笑)
【編集後記】
年末にキャンプに行く予定です。
あまり期待はしていないけど、
天気が良いといいなぁ~と。
期待してないけど。笑
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