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#536 自分を過小評価しない

こんにちは!トレーナーの岡田です。

トレーニングに来られるお客様に対してよく聞くことがあります。

「昔(学生時代など)何かスポーツ(部活動など)をされていましたか?」
「トレーニング経験がありますか?」
「どんなトレーニング、スポーツをしていましたか?」

というような質問を。

ちなみに僕は小学校2年生くらいから30歳くらいまでサッカーをしてまして、それ以降はフィットネスの仕事で筋トレやピラティスなどのトレーニングをちょこちょことやっています。

20代前半は陸上自衛隊でまぁまぁ走ってました(陸上部並みに)笑

できる前提とできない前提

何かにチャレンジする前に、多くの大人は、
過去の経験や様々な比較や統計、情報などを元に推測し、

「できる」「多分できる」「きついけどできそう」「多分無理」「絶対無理」

みたいな感じでザックリと判断し、チャレンジに挑むと思います。
(絶対無理だとチャレンジしないけど。たまに無謀なチャレンジってありますが…笑)

「できる」とわかっていてやる時と、「できない」と感じていてやる時。

結果は大きく変わります。

「できる」と感じるには、「過去の成功体験」や「それに準ずる能力がある」と判断された時だと思います。

これを動きに当てはめると、
普段からカラダを動かしている人はちょっとした階段や坂道、ランニングやジャンプなどの動きに対しても、

「ちょっと頑張ってやってみるか」

という気持ちになるかと思いますが、
普段まったくと言っていいほどカラダを動かしていない人は、

「キツそうだし、無理だ…」

という気持ちになるかと思われます。

出来るという前提で挑むものと、できないという前提で挑むもの。
前提条件が変わるだけでも結果は変わります。

結果が変わればそれによって得られる効果も変わってきます。

自分を過小評価する

そしてこの「できない前提」でいつも考えてしまうと、結果的にもうまくいかないことが増え、その経験から

「自分は体力がない」からとか「筋力がない」からとか「柔軟性がない」からなどと
錯覚をしてしまい、(事実、身体能力的に落ちている時は間違いではないのですが…)

自分の現状の身体能力で出来るレベルのものでも、

「できない」と判断してしまい、「できない前提」で挑むことを繰り返します。

『自分を過小評価してしまう』

これこそが運動不足&運動の効果を感じにくくなることの大きな要因です。

自分を過小評価しないために

では、自分を過小評価しないためにはどうすればいいのか?

カラダを動かすという分野で言うならば、

「トレーニング経験を増やしていく(積み上げていく)こと」

に尽きると思います。

トレーニングによる、「辛い」「苦しい」「痛い(悪い意味でなく)」「疲れた」
「楽しい」「気持ちいい」「清々しい」といったような様々な感覚、感情を経験、体験することで、

「あ、こんなもんか」とか「これは難しい」といったような、カラダや感覚の記憶が積み重なり、

『自分の身体能力の目安』というのが段々とわかってきます。

そうなると、

「ここまでは頑張れる」とか「これはちょっときついかな」といったような判断ができ、
自分の体力レベルに近いところでのトレーニングもできるようになります。

もちろん理論的にも、人間の神経系の適応による”限界値”の抑制も起こりますので、
自分のポテンシャルがどんどん出せるようにもなってきます。(いわゆる「心理的限界」が遅くなるみたいな)

『自分を過小評価しない』ことで、トレーニングの成功率を上げることにつながり、
結果、トレーニングの効果を上げることにも繋がります。

という訳で、普段殆ど運動らしいことをしたことが無く、過去にもトレーニングや運動の経験がないという方は、
徐々にトレーニングの経験を積んでいき、自分の身体能力を把握していくことで、

トレーニングを楽しく継続していけるようになると思います。

ちなみに「自分を過大評価する」方が良いとは一概には言えません。

『昔取った杵柄』と思っていても、
『麒麟も老いては弩馬に劣る』ということが多々ありますので。体力ものに関しては。
(身に覚え有り…笑)

【編集後記】

年末にキャンプに行く予定です。

あまり期待はしていないけど、
天気が良いといいなぁ~と。

期待してないけど。笑

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