こんにちは!パーソナルトレーナーの岡田です。
いつもトレーニング指導をしていて、気にしていることがあります。それは、
「抑える」
ということ。
伝えたいこと。やって欲しいこと。理解して欲しいこと…
トレーニングをご案内するにあたって、僕なんかは、
「なぜ、トレーニングが必要なのか?」
「なぜ、このトレーニングなのか?」
「なぜ、この種目なのか?」
「なぜ、ここが動かないのか?」
「なぜ……なぜ……なぜ…………」
という疑問を理解してもらうことによって、
トレーニングに対する心構え、意義を見出してもらえるだろうと思っているからです。
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「面倒くさッ!」ですよね(笑)
自分でも思います(笑)
だから「抑えよう…抑えよう…伝え過ぎないように抑えよう……」
と思っています。(「いやいや~抑えてないでしょー」って思っている方もいるでしょうが…笑)
相手が誰であれ、しっかり伝えたい
先日、とある少年サッカーチームのトレーニング指導のご依頼を頂きました。
今回は「チームの練習にトレーニングを取り入れたいけど、どんなトレーニングが良いの?」というご相談でしたので、
「スポーツチームのトレーニングの考え方」
「少年スポーツのトレーニングの考え方」
「メニューの考え方」
などを最初に講義として30分程度実施し、後半1時間は実際にトレーニングを受けてもらうという形式にしました。
僕の個人的な考えではありますが、たとえ相手が小学生であっても、
「しっかりと説明して、理解してトレーニングを実施する方が良い」と思っています。
子供であっても、大人と変わらない気持ちで伝えたいと思っています。
なぜなら、経験がある方も多いかと思いますが、小さい頃に言われた言葉や助言が今でも頭に残っていて、それがその後の人生にいい影響を与えてくれたことってありませんか?
ですので僕は、小さい頃からスポーツをやっている子供達にも、
「難しいことは理解できないだろうから、とりあえず動いてもらえればいい」
ってなるのは違うと思っています。
(子供は頭よりもカラダで感じてもらう方が早いという部分もあるので、動いてもらうことは大切だが、説明は殆どしないのは違うという意味)
今は難しい言葉や理解しにくい内容であっても、ニュアンスやこちら側の想いが伝わればいいなと僕は思っています。
伝え過ぎのデメリット
ここからは、反省会です(汗)
で、今回のトレーニング指導をあらためて振り返ってみると、
とは言え「あ~、またやってしまったかな。。。(お互い)消化不良気味かな。。。」
という感じがあります。(僕個人の感想ですが)
もちろん、今後も「しっかりと理解してもらいながら、トレーニングをしてもらう」というスタンスは変えません。
が「伝える内容のバランス」「実施する内容のバランス」をもっと考えなければいけないと。。。
一つ言い訳をするならば、今回のように殆どの場合、
「どんな感じか”お試し”で」というのがどうしてもトレーニング指導の現場では多いように思います。
(特に僕みたいな、とびぬけた実績のない人間は)
そんな状況では、「僕はこういう考えで、こういう想いで、こういう感じのトレーニングが良いと想っている」
というのを思いっきり伝えたくなるのです。。。すみません言い訳です。。。
今回のように「伝え過ぎにはデメリット」があります。
やらせたいこと、やりたいことが多くなりすぎて、表面的なトレーニングになりがちなところです。
結果「体感としてどうだったか?」というカラダの理解の部分が弱くなりがちです。
特に子供達の場合は、頭の理解よりもカラダの理解の方がわかりやすいと思うからです。
これは「反省点」です。
伝え過ぎのメリット
と、ここまでは「反省」であり「デメリット」ですが、
伝え過ぎることに「メリット」もあると思っています。
それは「本気度」「熱量」です。
僕は「抑えよう」と思っていても「なかなか抑えられない」ことが多々あります。(ここは変えたいですが)
これは裏を返せば、
「あまりにも伝わっていないトレーニングの現状」があるからです。
「トレーニングに対する一般的な理解度」がちょっとズレている感を僕は感じています。
ですので、少しでも「トレーニングの本質」をしってもらいたい。と常々思っていますし、
僕自身も「トレーニングの本質」を常に探究しています。
という訳で、ちょっと無理やり感はありますが(笑)
伝え過ぎるほどの「熱量」が多くの方に少しでも届き、それがきっかけで「トレーニング」を始め、
少しでも「健康に」「パフォーマンスの向上に」「怪我の予防に」繋がればいいなーと思っています。
今回、僕がどんなことを子供達に、スポーツトレーニングの現場に伝えたかったか。というのはこの言葉を見てもらえると何となくわかるかと思います。
以前に聞いてとても印象に残っている言葉です。
【トレーニング≠エクササイズ】
『スポーツパフォーマンスとは単一事象によって構築されるものではなく、多数の要因が複雑に絡み合い、有機的に影響しあって一つのシステムとして構築される。国際的には、この複雑で難解なスポーツパフォーマンスの向上を目指して行う思考や行為、作業の総称をトレーニングと定義している。
これに対して、我が国では筋力やパワー、あるいは持久力など、狭義の体力要素のみに限定してトレーニングという用語が用いられる場合が多く、国際的な捉え方の普及が早急に求められる』
以上。
僕個人的には、『スポーツパフォーマンス』に限らず、一般の私たちの快適な日常生活に必要な『身体パフォーマンス』向上においても言えることだと思っています。
もっと詳しい説明を聞きたい!実際に動いてみたい!動けるカラダが気になる!という方、
まずは無料カウンセリングからお申込みください。