石川県金沢市初の「動けるカラダづくり専門」パーソナルトレーニングスペースリークスの岡田です!
昨日は雨が降りだしそうな中、ランニングをしましたが、
折り返しに差し掛かった所で、雨が降りだし、いつもよりもスピードアップで走らされました(汗)
走っている時、特に昨日のように「スピード(ペース)をもっと上げよう」と思った時、
体の使い方をいつも以上に意識しています。(脚の運び方を)
どんな事を意識するか?それは、
「もも前人間になるな!」
という事。
「もも前人間」になりやすい
私たちの生活環境や人間の特徴の一つでもありますが、
股関節の屈曲姿勢(椅子に座った時の股関節や階段を昇るときの動作など)の場面が多く、
膝屈伸動作(膝崩れしないようにブレーキをかけたり、膝を伸ばして立ち上がったり)が多く入るため、
そのどちらの動きにも関与する「大腿四頭筋」「大腿筋膜張筋」などの
『もも前筋肉群』がよく働いています。
ですので、我々人間は「もも前人間」になりやすいのです…
と言いたいところですが、「もも前筋群」を使う上記の動作でも、
他の筋群、関節の使い方によってはそこまで、
「もも前筋群」を使わなくても動けます。
体の使い方次第では「もも前人間」にならなくて済みます。
股関節の使い方
歩行や走行時に、膝屈伸や股関節屈曲動作で「もも前筋群」を全く使わないという事はありませんが、
歩行や走行時で、膝以外に使っている関節の一つと言えば、
「股関節」があります。
この「股関節」の使い方次第で「もも前人間」から脱却できます。
これを、片脚でのスクワット動作で簡単に説明しますと、
しゃがむ時は「もも前のブレーキ」も「お尻のブレーキ」も使いますが、
普段からお尻の筋肉群を鍛えておく(使えるようにしておく)ことで、
「お尻のブレーキ」がうまく使えるようになります。
ただし、体重(重心)をしっかりと股関節側にのせれる位置に持っていかないと、
「もも前のブレーキ」の方が優位になります。(重心が前の場合)
※逆にお尻を後ろに引き過ぎて、踵重心になると上体が倒れ過ぎて腰部に負担がかかる「腰部のブレーキ」
そして、立ち上がる時は股関節で受けとめた体重を、股関節で押し返す感じで床を押していきます。
結果、膝は勝手に伸びていく感じになり、もも前のメインの仕事である「ブレーキ」に専念できます。
※膝伸展(コンセントリック筋活動)は使わないという意味ではなく
このような体重のかけ方と股関節の使い方、そしてお尻の筋肉群の活性化(体幹の強さ、足関節の可動性も)が出来ていれば、
あとは繰り返し、繰り返しの刷り込み動作で無意識レベルに落とし込んでいけます。
という訳で、「普段から階段を使ったり、ウォーキング、ランニングに勤しむと良い」という風になります。
ただし「もも前人間」のまま、繰り返し、繰り返しの運動を続けていては
『超頑固なもも前人間』になってしまいますよ(汗)
結果……もも前は無駄に太くなり、膝は使い過ぎによる関節痛を引き起こしやすくなります。
「もも前人間からの脱却」
これも「動けるカラダづくり」の一つのテーマでもあります。
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