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ランナーのためのトレーニング⑦

なかなか長時間走るという事が苦手な私ですが、今は焦らず確実に距離は稼いでいきたいと思っています。
そんな「マラソン」を走るためには、走る以外にもトレーニングが必要です。

という訳で、ランナーにとって実施できると良いトレーニングを考える
ランナーのためのトレーニングシリーズの⑦です。

動きのトレーニング

ランナーに多く見られる問題として上げたのが

「ランニング時の姿勢崩れ」「膝の使い方」「股関節屈曲(腿上げ)の維持力」
「腿前の使い過ぎ」「片脚時のバランス不良」「上半身の強化不足」

になります。

今回はその中でも「腿前の使い過ぎ」「片脚時のバランス不良」に対するトレーニングになります。

ViPRを使用した「ViPRラテラルティルト」という種目です。

前に進む動きをひたすら繰り返す「ランニング」という動作の中で、効率よく脚を動かしていく為に必要な要素として、

「横ぶれの防止」があります。
片脚着地時に股関節が安定できないと、骨盤(お尻)が外に流れるような動きが出てきます。

このようなお尻を左右に振るような動きは、繰り返されることで、
「膝のストレス」になります。

ですので、横に動いた時にうまく股関節を使うことで「横ぶれ防止」に繋がります。

動画では、この「ラテラル(横)ティルト(傾ける)」を徐々に変化させ、
「シャッフル」の動きまで繰り返していく事で、実際の股関節の使い方のリズムに近づけながら
「使い方(動き)の教育」「使い方の刷り込み」をしていきます。

アクセルである「お尻」や「腿裏(ハムストリングス)」をしっかりと使えるようにしていく事で、
長時間のランニング動作でも膝や腿前(大腿四頭筋など)に局所的なストレスを与えすぎないようにしたい。
そんな狙いでの種目になります。

ViPRが無くても「自重」や「ダンベル」「メディシンボール」等でも同じような狙いの種目は可能ですので、このような

「横の動き」もランナーには取り入れて欲しい種目の一つです!