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スクワットのフォーム改善方法

石川県金沢市初の「動けるカラダづくり専門」パーソナルトレーニングスペースリークスの岡田です!

本日は夏休みに入ってスポーツに勉強により忙しくなってきた中学生のクライアントのトレーニングを題材に。

過去に足首の怪我(骨折)もあり、足関節が硬く、股関節内旋位でX脚気味のサッカー少年のトレーニングは、

上記の問題により、足首がさらに拘縮してしまい、股関節の使い方の問題、そしてそれに伴う膝への負担もかかってくるため(もちろんサッカーのパフォーマンスにも)
※現に膝に負担が出ていた

足関節の可動性(柔軟性)、股関節の使い方を改善していくというテーマのもと実施しています。

道具を使う

ここで、このクライアントのトレーニングを全て説明することはできませんが、

足関節のモビリティを中心に行い、後半はスクワットなどの立位、バランス、運動連鎖を意識したトレーニングを実施していますが、

このスクワットについて。

足首が硬いと、どうしても深いスクワットが出来ず、その代償として上半身を潰し過ぎてしまうスクワットになりがちです。

(これでも当初よりかなりよくなった状態ですが)

スクワットで深くしゃがむには(ここではフルまでまだいかず、パラレルまでにしています)足首がしっかりと動き、脛が前に倒れ、つま先よりも膝が出なければいけません。

これを、「頑張ってもっと上体を起こして!」とはっぱをかけたとしても
『運動パターン』として正しい動きの履歴が無ければ

多くの方ができません…

こんな時に道具をうまく使えば、正しい動きに導かせることができます。

体を前に倒せなくするパターン①

(少し改善。上体が少し起き、足裏の重心が少し前に移動=足首のモビリティ向上)

オーバーヘッドスクワットにすることで、上体を起こすことに繋がります。
(まずは胸椎の伸展優位。そのかわりしゃがみが浅くなる)
ここでは「頭の上のポールをそのままキープしたままで」といった言葉掛けだけです。

体を前に倒せなくするパターン②

(これが一番よい状態。少しつま先が外に逃げていますが、足首のモビリティ、しゃがむ深さ共に向上)

プレスアウトスクワット(重りを前に持つ)にすることで、上体を起こすことに繋がります。
ここでは「脇を締めて重りを胸の前にキープしたままで」といった言葉掛けだけです。

このように道具を使うことで、

体幹を中心とした筋肉をうまく発動させ、股関節、膝関節、足関節をコントロールしやすくしていき、
体に「正しい運動パターンを入れていく」ことが大切です。

一番初めの写真のようなスクワットの状態で、闇雲にウェイトを肩に担がせて、筋力アップをする前に
「動作を改善」しながら徐々に(かけれる位置で)負荷を掛けていくことが良いのでは?と思っています。

トレーニングは諸刃の剣です。

トレーニングや練習、日常生活の動作の中で体を痛めてしまったという方、
「正しい体の使い方」を確認することをおススメします。

動けるカラダが気になる!という方は、
まずは無料カウンセリングからお申込みください。

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