こんにちは!トレーナーの岡田です。
よくトレーナーの方との話の中で、出る話題があります。
「どんなトレーニングが効果的か?」
これは、よく業界では、
「筋力トレーニングをちゃんとやっていればそれでいい」「筋力トレーニングでパフォーマンスは改善する」
「筋トレは動きを改善はしてくれない」「筋トレはやらなくてもパフォーマンスは向上する」
といった議論を耳にするからです。
これについての僕の見解を本日は書きます。
これさえやっていればいい
まずはじめに僕の考えを一言で言うならば、
『”これさえやっていればALL OK!”みたいなトレーニングはない』
と思っています。
例えば、
【ビック3】といわれる筋トレの3種目【スクワット】【デッドリフト】【ベンチプレス】
この3種目をしっかりとトレーニングできていればいい。とか、
『ヨガ』をやっていれば健康的でかつ、パフォーマンスの高いカラダになる。とか、
『ピラティス』をやっていれば、腰痛予防になる。とか、
『ストレッチ』をやっていればケガをしにくいカラダになる。など。
何か一つを完璧にしっかりとマスターさえしていれば、人間のカラダは身体的にも、機能的にも完璧によくなっていくか?
と言われれば、
『完璧にはよくならない』
と僕は思います。
それぞれのトレーニングがそれぞれカラダにとって必要な要素を満たしていくトレーニングであることには違いはありませんが、
そのトレーニングが、自分の問題を解決するためのパズルのピースであるかどうかは、その人の問題によって違うため、
何か一つを信じてやり続けることより、自分にとって必要なものをバランスよくできることが最適であると思います。
必要なものは一つではない
冒頭のような、様々な見解が出るのは、
それぞれのトレーニングが持つ要素には被る面が多々あるというのもあります。
例えば「スクワット」というトレーニングでは、
腿前、お尻、腿裏などの筋肉を鍛えるという要素がありますが、同時に
股関節、膝関節、足関節の可動性、そして体幹部の安定性なども必要になるという要素もあります。
さらに二本足で立った状態で、バランスを取りながら上下運動をすることになります。
このように一つのトレーニング種目をみても、
筋肉を鍛える側面、関節運動を促す側面、バランス能力を促す側面などがあり、かつ、
それぞれの要素がそれぞれのパフォーマンスに関わっている部分もあります。
(筋力不足が安定性を確立できない要素に起因し、それがバランス不良にも左右する可能性があるとか、筋出力が上がりやすくて、筋のコントロールが苦手でバランス不良になりやすい。など)
ということを考えると、
「筋力をしっかりと付ければ、安定感も出てきて関節可動域も向上するためよくなる」とも言えます。が、
「バランス不良の原因は関節の可動性が低いためであるため、まずはスクワットに必要な関節の可動性を動かす教育をしていく必要がある」とも言えます。
負荷が入ることで、どのような反応が起き、どのような面が制限されるのか?
負荷がないことで、どのような反応が起き、どのような面が制限されるのか?
このようなことを考えると、
『必要なトレーニングを一つに絞ることはできない』
(というか絞る必要がない)
問題となっているパズルのピースは一つではないことが殆ど。
と言えると僕は思っています。
手段は何でもいい
とてもややこし~話になってしまいましたが、
トレーナーがご案内する、その方の目的を改善するためのトレーニング手段は正直、
『何でもいい』と思います。
筋トレであれ、ヨガであれ、ピラティスであれ、ストレッチであれ、
その腰痛が少しでも緩和するなら。
スポーツのパフォーマンスが少しでもよくなるなら。
もちろん、筋トレを指導したくてもウェイトや器具がないとか、
ジャンプトレーニングをしたくても、ドンドンと音を立てれないとか、
ヨガやピラティスをやりたくても、そんな雰囲気ではないとか、
いろいろとあるでしょうし、
何でもできます!というと、その分野に特化した人からみたら”中途半端”に映る場合もあります。
そのような難しさがありますので、
それぞれのトレーニング指導スタイルは、ある程度”よった形”にはなりますが、
トレーニング指導というのはある程度は「何でもできる」という方がいいと僕は思っています。
というわけで、冒頭で書きましたような
『筋トレvs機能改善系トレーニング」というような議論は無意味であり、
「どのようなトレーニングが効果的か」は難しいです。(というか答えなし)
「効果的なトレーニング」を一生懸命探すより、
どうすれば、トレーニングは効果的になるのか?
を理解できるようになれば、自分が選択したトレーニング全てが
効果的になると思っています。
これを多くの人に伝えたいし、自分でも追及したい。
だからトレーニングの世界はおもしろいのです!(笑)僕的には
【編集後記】
最近、長男の自転車がちっちゃくなってしまったので、買い替えました。
その日以降、公道で自転車を乗る練習を何度かしていますが、
付き添う僕は「走り」です。
なかなかのいいトレーニングになってます(笑)
ギアチェン恐るべし。まぁ、まだ負けませんが。
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