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#451 普段やらない動きをやる

こんにちは!トレーナーの岡田です。

日頃、トレーニングや運動をしていないという方は、日常生活での動きを思い出してみてください。

どのくらいのレベルでカラダを(関節や筋肉を)動かしているでしょうか?

例えば、1日数回はいくであろう「トイレ」
それは「和式」ですか?

あなたのデスクの前にあるPCのキーボードはどこに位置してますか?
「頭の上」?それとも「背中」?

あなたが使う階段1段の高さは40㎝以上ありますか?

あなたは1日何回逆立ちをしますか?

あなたは1日何回ブリッジしますか?

多分、多くの方が”違うし、してない”という解答になると思います。

当たり前に多い、日常生活動作では低いレベルでしかカラダを動かしていません。

関節を動かすというのは…

人間の各関節はどれくらい動くのかを考えたことはありますか?
そして、その関節を動かす際に必要な要素は何かを考えたことはあるでしょうか?

多分無いと思います。(あったらあなたもトレーナーです笑)

カラダの各関節がどれくらい動くは、沢山あるのでここでは書きませんが、
(気になる方は【関節可動域】で調べてみてください。)

和式トイレにしゃがめるくらいの可動域は誰にでもあるはずです。

では、和式トイレにしゃがむ時に動く各関節が正しく動くための条件とは何か?といいますと、

①関節構造に問題がないこと。
②関節の周りにある組織(筋膜や靭帯など)が拘縮、癒着していないこと。
③関節の使い方を知っていること。
④しゃがみ慣れていること。

という4つが考えられます。

①は構造上の問題になりますので、①に問題のある方は病院での治療が必要になるかと思います。

②は普段から動かない、使わない、そして間違った使い方を繰り返すことでの結合組織の拘縮や癒着が見られますので、ストレッチやマッサージ、筋膜リリースなどを行う必要があります。

③は「しゃがみ方を知らない」というパターン。関節構造や組織には問題はないが、しゃがむ方法を知らないのでうまくしゃがめない。正しいカラダの使い方を知ることで、楽にしゃがめるようになる。使い方を身に着ける必要があります。

④も③と似ていますが、関節構造や組織には問題がないが、他の部分のカラダの使い方に問題があり、正しいしゃがみ方を邪魔してしまうパターン。邪魔をしている箇所の修正を”しゃがむ”という動き以外で修正し、動きに繋げていく必要があります。

人間がカラダを動かすということは、”関節が動く”ということになりますが、
その関節を動かしているのは”筋肉”であり、その筋肉を動かしているのは”神経”であるため、

普段よくやらない”動き”や”姿勢”は神経がうまく促通されていないため、いざ!という時に動けません。

普段やらない動きをやる

というわけで、普段から深くしゃがんでいない方には
深くしゃがんでもらったり、

普段から手に体重を乗せていない方には
自分の体重を手、腕で支えてもらったり、

普段から”横歩き”をしない方は(スポーツしてなければ殆どしませんよね)
”横移動”してもらったり、と、

『日常生活の中では殆どやらない動き』

をトレーニングの際に沢山実施することで、
上記の②、③、④の問題を回避(解消)できるようにしていきます。

トレーニングをやる意味として僕が一番大切にしているのは

痩せるためでも、スタイルをよくするためでもなく、
『人間のカラダの機能を取り戻すため』です。

日常生活がどんどん便利になっていく半面、
カラダの機能はどんどん不便になってきます。

せっかくトレーニングの時間を作ってもらうのですから、
普段殆どしない動きのトレーニングを実施してもらうことをリークスでは意識しています。
(ちなみに逆立ちは今のところやってもらってません笑)

「動けるカラダは気持ちいい」ですからね♪

【編集後記】

ようやく梅雨があけましたね!

暑~い本格的な夏がやってくるのが楽しみです。

Tシャツ、短パン、サンダルをこよなく愛する僕としては(笑)

いつでも走れる!これが最高ですね。
(ちなみにサンダル走りは危険です笑)

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