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#410 呼吸を再考する①

石川県金沢市初の「動けるカラダづくり専門」パーソナルトレーニングスペースリークスの岡田です!

今年の目標の一つに「読書」があります。

「最低でも一月に1冊は読もう」という。
(非常に少ないのですが…まずはこのレベルから)

で、且つこのブログを利用して「読書感想文」でも書こうと(笑)
アウトプットということで。

1月2月は「呼吸」の本

という訳で、この1月と2月は以前より興味があり、
色々と本やセミナー動画や雑誌などでも情報を得ていたのですが、

あらためて「呼吸を再考しよう」ということで、呼吸についての本を読みました。

「人生が変わる 最高の呼吸法」「勝者の呼吸法」
この2冊です。

呼吸の量

とりあえず感想として、まずは「呼吸の量」という点から。

呼吸=酸素という意味で考えると、酸素を沢山取り込んだ方が、
「疲労回復」「脂肪燃焼」などに良いというイメージかと思いますが、

すでに多くの人が「呼吸過多」になっています。

人間の赤血球の酸素飽和度は95~99%あるため、すでに飽和状態にあるにも関わらず、
安静時でも沢山の酸素を取り込もうとしているようです。
(ちなみに95~99%あれば激しい運動をする人でも十分な酸素量)

人間のカラダを動かすには酸素が必要で、取り込んだ酸素は、
カラダの各機関(筋肉や臓器、組織)でガス交換(酸素を渡して二酸化炭素を受け取る)を行うことで各機関へと供給されています。

しかし、常に酸素を身体に取り込んでいる我々は、先にも述べたように常時、血液の酸素飽和度が95~99%に保たれているため、
沢山取り込んでも、安静時では75%、運動時でも25%程度は呼気として排出されています。

にもかかわらず、「沢山酸素を取り込もうとしている」状態です。

「酸素を沢山取り込んでも、要らないものは排出されるなら、別にいいじゃないか」って思いますが、
取り込む呼吸量(吸気量)が多くなると、排出する呼吸量(呼気量)も多くなり、二酸化炭素排出量も多くなります。

実はこの「血中の二酸化炭素量」がポイントになるようです。

二酸化炭素が酸素をうまく取り込むカギ

血中の二酸化炭素が少なくなると、各機関で行われるガス交換でのヘモグロビンの酸素放出が抑制される(ボーア効果:血中の二酸化炭素量が体内で使われる酸素量を決める)ため、

体内に酸素がうまく行き渡らず、息苦しさ、疲労感、集中力低下、パフォーマンス低下、ため息などが起こります。

この「血中二酸化炭素量の低下」は「低炭酸ガス血症」いわゆる「過呼吸」の症状になります。

という訳で、この「血中二酸化炭素量のコントロール」がまず呼吸には必要だということになります。

呼吸量を少なくする

まとめますと、

「呼吸数が多い(呼吸過多)」➡「吸気量、呼気量が多い」➡「呼気と共に二酸化炭素排出量も多くなる」➡「血中の二酸化炭素量が少なくなる」➡「体内各機関への酸素供給が抑制される」➡「息苦しさを感じ、さらに酸素を取り込もうとする」➡「慢性的な呼吸過多になり、健康状態が悪くなる」

という感じになります。

このような悪循環を止めるために何をすればいいか?

それは「呼吸量を少なくしていく」ことが大切になります。

そのための簡単な方法の一つは
『鼻呼吸』にするということです。

以上、「感想文」(アウトプット)第一弾は長く&少々マニアックになってきましたのでこの辺で…(笑)

呼吸については、僕自身も実践していきながら、その効果などを検証し、皆様にお伝えしていけたらと思っています。

「鼻呼吸」や「呼吸数を減らすトレーニング」「呼吸筋のトレーニング方法」などについては、また書いていきたいと思います!

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コメント

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