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#456 魔法の言葉

こんにちは!トレーナーの岡田です。

昔っから「魔法のトレーニング」はないかというのを探し求めてきたのですが、
少し前に発見しました。

それについてはこちら↓過去のブログで
『魔法のトレーニング発見!』

で、今回は『魔法の言葉』について。

体幹の基準をつくる

前回のブログで「動きを組み立てる」ということについて書きましたが、
※前回のブログはこちら「動きを組み立てる」

「動く」ということは重心が移動します。さらに言えば、

急なストップ動作や方向転換、ジャンプの着地など体幹にかかる衝撃はどんどん増えてきます。

その連続した動きの中で、徐々に体幹が崩れていき、脚の踏ん張りが効かなくなったり、
腕の振りや脚の振りが弱く、小さくなることで、

「躍動感」「推進力」といった”動き”を表現する言葉が感じられなくなります。

ですので、崩れても修正できるように「正しい体幹の基準」をつくっておく(知っておく)必要があります。

その体幹の基準をつくるために、よくプランクなどの体幹トレーニングを入れたりするのですが、

普段から「正しい体幹の基準」を意識して、生活できていると無意識レベルにも落とし込みやすくなるので、
立っているとき、仕事をしているときでも意識できるようになることが最も大切です。

4つの魔法の言葉

日常的に「正しい体幹」をつくるためには、気が付いたときにすぐに意識して正していく必要があります。

プランクなどのうつ伏せの状態でのトレーニングでは、姿勢などのポジションの関係から

”意識するポイント”というのは比較的わかりやすいのですが、
(パーソナルトレーニングではここに時間を費やすことが多いです)

普通に立っている姿勢では、体幹&意識、ともに抜けやすくなります。

そんな時に「はっ!マズイ、マズイ」と体幹の抜けを気づかせてくれる言葉があります。

それは4つあります。

まず1つ目は、【首を長くする】こと

特に座る姿勢が長くなると、猫背のように背中が丸くなってきて、首がすくむように短くなりがちです。

また、背もたれに寄り掛かるように座った時も、お尻が少しずつ下がると同時に背骨がずり落ちるような感じになり、首は短くなります。
首が短くなると、頸椎間での圧迫もおこり、様々な問題を引き起こします。

というわけで、まずは【首を長くする】ことで背筋を伸ばすことへの意識です。

そして2つ目は、【顎を引く】こと

これは1つ目の【首を長くする】とセットで動くポイントになりますが、上記のような悪い姿勢の時、
首が短くなるとともに、顎も前に出ます。

こうなると、これまた頸椎の一部が圧迫され、様々な問題の原因にもなりますし、首、肩にかけての筋肉の機能障害にもつながります。

【首を長くする」とセットで【顎を引く】も意識します。

では、3つ目ですが、【胸を開く】です。

よくいい姿勢をつくらせるときに『胸を張って~!』と言ったりしますが、それに近い感じですが、
【胸を開く】にしたのは、決して【胸を反らせる】ことではないということです。

『胸を張る』というと、多くの場合は「背中を反らせて、胸を突き出したような状態」になりやすくなりますが、

そうすると、肋骨の下部(10番目の肋骨あたり)が飛び出たような状態ですので、腰も過剰に反りやすく、
肋骨の下についている『横隔膜』がまっすぐ下に下がれなくなり、呼吸がうまくできない状態になります。

この横隔膜を正しく使った呼吸は強い体幹づくりには欠かせないポイントになります。

ですので、肋骨の下部を前に突き出すような姿勢ではなく、肋骨下部を横に広げるような動きができる姿勢が理想的。

【胸を開く】ことも意識します。

最後の4つ目も胸関連の言葉で、【肋骨を下げる】です。

【首を長くする】という動作にも関連しますが、肋骨を下に引き下げるような意識を持つことで、
肋骨下部を突き出すような姿勢や首をすくめた姿勢になりにくくもなります。

全てが関連しあいながら「正しい呼吸」をすることに繋がり、それが「安定的な体幹」をつくります。

というわけでこの4つの言葉

【首を長く】【顎を引く】【胸を開く】【肋骨を下げる】

これを呪文のように唱えながら、日常的に”正しい体幹の基準”をつくっていけると尚良しです。

これ実際にやってみるとわかりますが、これだけでもかなり呼吸も姿勢も楽になります。

これを聞いた時、僕は

『これは良い。魔法の言葉かもしれん…』って思いました(笑)

特別に目新しい言葉ではありませんし、僕もよく口にしていた言葉達でもありますが、
魔法的なものは意外と身近にあるもんですね。

【編集後記】
最近お家に、お試しではありますが、
Amazonのアレクサを入れてます。

「アレクサ~、今日の天気は?」と意味なく子供たちが聞いてたりしてますが、

ふと、長男が、
「アレクサ~、○○×○○は?」と

「○○×○○の答えは○○○○です」「アレクサありがと~w」

子供たちにとってはこいつも魔法です。

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