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#479 運動をしないという選択肢

こんにちは!トレーナーの岡田です。

先日、家の前で軽い事件が起きました。

近所に住む80代前半くらいと思う高齢の男性が毎朝、犬の散歩をしているのですが、
その方が家の前の道路で倒れていました。

うちの家族が仕事に行く際に、玄関を開けて気付いて、急いで駆け付けたのですが、
色々と状況を確認していると、どうやら犬のふんを処理しようとしゃがんだ時によろけて倒れたらしく、

家は坂の上の方にあるので、上から降りてきたその方は、頭を下にした状態で倒れてしまい起き上がれなかったようです。

多分ゆっくりと転げた感じで、外傷もなく、その他の症状もないようで、その後歩いて帰っていきましたので、
ただ転げただけで、たいしたことがなくて良かったのですが、

【転げて自力で起き上がれなくなる】

という現実を目の当たりにして、改めて、

『日頃からのトレーニングは大切だな』と思いました。

運動をしないという選択肢

年を取れば、もちろんですが若い頃よりは体力、筋力、柔軟性など様々な機能が低下していきます。

これは避けることのできない「生理現象」ですが、
同じ年齢でも「体力差」「筋力差」「柔軟性の違い」があるように、誰しもが同じレベルの体力や筋力になるとは限りません。

この”差”は何によって生まれるのか?

この大きな要因の一つに間違いなく

【運動習慣】【トレーニング習慣】があります。
※食習慣も大きいですが

これは疑いようもない真実ですので、誰しもがわかっていることですが、
運動やトレーニングを習慣化している人は驚くほど少ないのが現実です。

その理由として、

『今問題ない』『時間がない・忙しい』『運動が苦手・嫌い』『日々疲れている』『面倒くさい』
『どんな運動がいいかわからない』『運動・トレーニングをする場所がない』『興味がない』etc…

というのが考えられます。

このような【運動をしないという選択肢】が多くの方に当てはまると思うのですが、

”もうそんなこと言っている時代ではない”

と僕は思っています。

人生100年時代

上記の僕が勝手に推測した理由に対する返答をするならば、

『今問題ない』➡『トレーニングは蓄積した効果が最大の効果になるため、長期的な視野を持って取り組む必要がある。ので、トレーニングの開始時期に早いはない』

『時間がない・忙しい』➡『誰しも可処分時間が3時間くらいはあると言われている。トレーニング時間は日々のことを考えれば30分くらいあれば十分。時間は作るものだし、短時間でもいい』

『運動が苦手・嫌い』➡『基本的に運動・トレーニングは辛く、キツイもの。そして運動神経は誰でも良くなる。はじめは多くの方が苦手なものが多いのはすべて同じ』

『日々疲れている』➡『運動・トレーニングをしないので血液循環が悪く疲労回復能力が低い。心臓の機能も低下する。疲れているからこそトレーニングした方が良い。疲労と疲労感が混同している場合がある。リカバリーという概念がないのが問題』

『面倒くさい』➡『これは全てに関して言えること。短時間でできる、もしくは短時間でもいいということを知らないだけ』

『どんな運動がいいかわからない』➡『わからなければまずは”歩く”ことからで全然いい。運動・トレーニングはやっているうちに何が良いか、正しいか、必要か見えてくる』

『場所がない』➡『自宅でもできる。一畳分のスペースがあればできる。ウォーキングはどこでも出来る』

『興味がない』➡『興味はあとからついてくるもの。もしくは興味がなくてもできると考える』

といった感じで、少し厳しい考え方かもしれませんが、

「そんなことはわかってるんだけどよぉ~」と言っている場合ではないということです。

最近よく耳にする

【人生100年時代】

これは単に少子高齢化によって寿命が延びていくということではなく、
70歳になっても、80歳になっても、90歳になっても様々な社会活動、社会貢献、地域貢献ができることが
長い人生の生き甲斐につながるということだと思います。

60歳から、70歳からまた新たな人生のチャレンジができる体力を身につけておくことが何よりも大切です。

自分のカラダは自分で守る

今回、倒れられたご近所のご高齢の方の身体を起こす手伝いをしたのですが、その方の身体に触れて感じたのは、

「身体がとても硬く、重い」ということ。

動けるカラダに必要な要素として、僕が一番に挙げることは、

「身体を固めない」ことです。

身体の軟組織ではデイヴィスの法則というのがあります。それは、

デイヴィスの法則:「軟部組織(筋膜)はどのような方向へストレスがかけられたかに適応し、それ自身を治す」
つまり、身体は動作の中でどうのように筋膜を使うかによってその繊維パターンが筋肉の周りや内部で形成される。
言いかえればトレーニングで様々な方向に動かすことで筋膜をより強く補強することができる。

ということで、逆に言えば、

動きのない生活では可動域は失われるし、靭帯や腱に負荷を掛けなければそこにエネルギーをためる能力も失われる。

ということになります。

要は「身体がガチガチになり、力発揮が出来なくなる」という状態です。

どうでしょうか?運動・トレーニングはもう人生を楽しむために必須の項目です。

「自分のカラダは自分で守る」時代です。

【編集後記】

ようやく家の階段下スペースの収納棚DIYが終わりました。

買ったものよりも不細工ですが、愛着は湧きます。

身体も一緒で、受け身よりも能動的にした”動き”の方が
完成したときうれしいですよ。という訳で、

僕のDIYチャレンジはまだまだ続く…(笑)

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