こんにちは!トレーナーの岡田です。
腰痛発生から約1週間経ちました。
7割程度回復しましたが、この久しぶりの(約10年ぶりの)腰痛、
なかなか手強いなぁって感じです。
筋肉があるとかないとか
久々にやりましたこのギックリ腰。。。
人生で2度目です。
1度目は約10年くらい前、パーソナルトレーナーとして活動し始めた時期で、
一般の人よりはトレーニングを積んでおり、筋肉的にはそこそこある方でした。
※体重に対する筋肉率として
でも、何でもない動作で「グキッ」となりました。
そこから現在の専門としている「ファンクショナルトレーニング」を自身でも取り入れてからは
【腰痛】とは無縁になっていました。(それまでは慢性的な腰痛をもっていましたが)
この腰痛に関しては、様々な要因がありますので、特定することはできませんが、
腰痛を発生させない要因の中に
『筋肉があるとかないとか』はあまり関係がなく、
カラダの使い方によるものの方が大きいと思われます。
(もちろん高重量を扱うトレーニングをされている方とか激しいコンタクト系スポーツをされている場合では筋肉量も関係はあるかと思いますが)
仙腸関節は動くのか⁉
今回の僕の「急性腰痛症」の原因として考えられるのは、
「仙腸関節へのストレスを受け止めれなかった」のだと思っています。(あくまでも個人的な見解です)
前回のブログ「#488 背骨を動かそう」でも書いたように、最近は「背骨をほぐす」運動を多くの方に取り入れておりまして、(ウォーミングアップからメインのトレーニングまで)
この「背骨ほぐし」運動の種類の中には、「仙腸関節を緩ます」ような動きも多々あります。
解剖学に詳しくない人でしたらこの「仙腸関節」とは何?という感じになるかと思いますので、簡単に説明いたしますと、
骨盤(腸骨)に背骨の根本(仙骨)がブッ刺さってできる関節が「仙腸関節」になります(適当ですみません笑)
この「仙腸関節」は上半身と下半身をつなぐ唯一の関節になるため、靭帯などによって強力に固定されています。
ですので「可動性のない関節」になります。
可動性のない関節である「仙腸関節を緩ます」?
可動性のない仙腸関節は動くのか?という疑問があるかと思いますが、実際のところ
「多少は動く」とされています。
むしろ「多少の動き」がないと、股関節の可動性や腰椎の安定性に対してマイナスであると考えられます。
という訳で「股関節の可動性がない」方や「胸椎の可動性がない」「腰痛になりやすい」方などは
「背骨の動きが悪く」=「仙腸関節のポジションや遊びがない」とも考えられます。
そんな見解からここ数ヶ月、しきりに「背骨ほぐし」を対象の方と一緒になってやっていた僕は、
「仙腸関節が緩くなった」感じになり、「力が抜ける」感じで急性腰痛症を発症したと感じてます。。。
(自分の症状とは違う方向の動きをやり過ぎるのもあかんですね…)
神経を活性化せよ!
そんな腰痛真っただ中の僕ですが、やはり感じるのは、
「動いている方が調子いい」
ということ。
※もちろん急性期や症状の度合いによっては「安静期間」が必要です。僕も2日目は完全安静状態にしました。というか全く動けなかったんですが…涙
僕の場合はですが、この仙腸関節へのストレスをしっかりと支えてくれる臀筋群の活性化、そして仙腸関節の可動性に関係するであろう股関節のインナー筋や胸椎の可動性、
そして腰部の安定性に関する腹筋群への活性化。
このような動作を伴う動きを入れている方が調子がよくなります。
筋肉を正しく使って、神経を活性化していくこと、コレが何よりも大事だと痛感しました。
『神経を活性化せよ!』
これが今、僕が僕自身のカラダに対して伝えている言葉です。
一概には言えませんが、あらゆる『痛み』に対してカラダを動かすことが有効であると思っています。
選択肢の一つに是非加えてみてください。(専門家の指導の元がベストですが)
【編集後記】
最近うちの子供たちがよく
【official髭男dism】を聴いて歌ってます。
という訳で僕もよく聴きます。
なかなかいいですね~
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